ACCにて三遠ネオフェニックスを初観戦してきた

9/7、9/8に行われていた、愛知セントラルカップ(以下ACC)を観戦してきた。
中京テレビ55周年記念という肩書きで敢行された本大会、三遠ネオフェニックスの応援目的で行ってきました。

試合の感想を一言で言うなら

今年の三遠ヤッバ

これに尽きた。


昨シーズンOF最強の面々から抜群のスコアリーダーであるコティと機動力満点のラベナ、更にはリーグ内屈指のシューターである金丸・細川を共に放出した時は「(主に懐事情の問題で)終わったんか???」と思われた三遠、何ならワンチャン去年より強いまである布陣にしてきていたとは蓋を開けてみるまで予想していなかった。

兎にも角にもヌワバがバケモンすぎる。前評判通りの理不尽モンスターだった。
お披露目だったこともありスカウティングやら対策やらを講じられるわけがなかったのを差し引いても2試合で46得点のスコアリング能力もバケモンだし2試合で20リバウンドに6スティールの6ブロックって何事???

FE名古屋は選手の半数以上が入れ替わり新体制を模索中、昨シーズンからの継続路線で既に完成度の高い三河も新たな試みとなるスリービッグ等の部分はまだ構築しきれていない(あと多分三河は名古屋Dとの試合の方が調子よかった感あった)にしても、2試合共に90点超え、2試合共に相手のチームを60点台に抑え込むのは出来すぎてる。
三遠だってウイングほぼ総入れ替えでインサイドの得点源にして昨季ブロックランキング3位のヤンテ・メイテンが欠場していてこの数字。おかしい。
チームワークや細かいところに課題を残しているのは一見して分かるレベルなのに個の力で打開しているだけでない部分が多いのもヤバい。



以下、個々の選手に対する感想(1年後に私が読み返す用)
(※実を言うと私は昨年W杯で吉井裕鷹にベタ惚れしてまんまとバスケ熱が再燃し、去年はアルバルク東京の試合をずっと追いかけていた。余裕がなかったので他のチームの試合はシーズン終盤まで結果以外ほとんど見てなかった。
吉井くんがアルバルクから三遠へ籍を移すと発表されてから、三遠のことを突貫工事で猛勉強したため選手(特に吉井くんと共に新加入した人たち)に対する認識がかなりガバいのでご容赦を)

〇佐々木隆成

前述の通り昨シーズンの私はアルバルクの試合しかまともに追ってなかったので、アルバルク戦で欠場していた彼のことは代表戦で初めて知った。
知れてよかった。めちゃくちゃすごいわこの人。
最高速へのギアの入れ方、「跳ぶ」ではなく「飛ぶ」ようなステップからのレイアップを生で見られて、マジで金払ってよかったと思った。
個人的にスリー打つ時のジャンプの高さが好き。これも生で見られたので大満足でした。
昨シーズンは怪我で欠場した試合もそこそこあったみたいだけど、シーズン通して大浦くんとの二枚看板を張れれば攻撃力の面で右に出るチームはいないだろうなと改めて思った。
ヌワバが三河戦で4スティールしてるのおかしいけどちゃっかりこの人もFE名古屋戦で4スティールしているのヤバい。4Q頭のスティール後マイヤーを退場に追いやったドライブも最高にかっこよかったし、三河戦の終盤、3連続でガードナーをスピードで手玉に取ってたのも流石だった。
余談だけど、母は絶対に佐々木くんみたいなスピードスター選手好きに決まってると確信を持って決勝戦に連れてったら大層お気に召してくれたのでよかった。今期の三遠は関西オールアウェー遠征なので面白そうなゲームを選んでまた誘おうと決めた。


〇大浦颯太

ベンチから佐々木隆成に代わってこの人がコートに出てくるのは三遠のチートの1つ。
とあるインタビューで「今期は自分や佐々木がフィニッシュする場面も増えると思う」と話した通り、恐らく意図的にスリーのアテンプトを増やしていそう。それを確率よく決める上に試合を通して積極性が高いのも◎。
特に2試合共にディープスリーぶち込んでるのはヤバい。
三河戦の終盤、ゾーンディフェンスに対してトップの位置からスリー決めて力技で打開したのがすごかった。
この2日間は意外と(?)イージーなTOVが多かった印象なのでその辺りはこれからRSに向けて煮詰めていってほしいなと感じた。
2日間で10アシストの成績通り、“これぞ大浦颯太”というような狙いすまし過ぎたパスを強気にガンガン通してくるところは「これこれこれこれ!見たかったやつこれェェ!!!」ってなった。
あまりにも絶好すぎる角度で大浦→吉井のバックカットへのアシストを2本見せていただいたので心の底からありがとうの気持ちを込めてホーム開幕戦の時に大浦くんのグッズも買い足すことを誓った。


〇湧川颯斗

堂々たる三遠デビューを飾ると共に改めてB1強豪チームに洗礼を浴びた男。
FE名古屋戦はとにかくすごかった。体が大きいのに全体的に器用でDFも良い。去年の三遠をざっくり勉強した時の印象として「複数ポジションをフレキシブルに行き来させながら選手を起用してくる」という印象が強かったけど、そりゃ彼は三遠にハマるわけだと思う。
20歳ということでまだまだ筋肉量的には体が仕上がってないんだろうなと感じるものの、ペイントに侵入した時に接触を受けても決めきるだけの上手さも既に持っている。
FE名古屋戦、後述するけど新加入組は前半シュートへの積極性が薄く感じられたけど、湧川くんに関しては後半とてもアグレッシブにシュートを打てていた。試合中に“積極性”の部分を修正してくるの偉すぎんか

一方、三河のように小回りがきいてDFで「あ、コイツいけるぞ」と踏むや容赦なく前のめりでプレッシャーをかけたり、駆け引きが上手いガード陣に対処しながらゲームをコントロールするにはまだまだ経験値が必要なんだなと思ったし、実際ガッツリとPTは絞られた。
ただ、B1の強豪チームはバックコート陣のDFプレッシャーがキツいチームも多い。それこそ開幕戦でぶつかる琉球なんてモロそういうチームだし。次は三河との再戦、その次はリーグトップのDF力を押し付けてくる小酒部泰暉を擁す鉄壁アルバルクとの試合が待っている。
RS開幕してすぐの頃はPTを勝ち取るのに苦労するかもしれないけど、適応力が高い選手なのは2試合見ただけでも感じられたので、いっぱい転んでその度に立ち上がって強くなってほしいなと思った。
(FE名古屋戦で(点差が開いてたとはいえ)ラスト2分をPG湧川くんのみにしてゲームを任せる時間があったのを見る限り、多分だけど大野さんは湧川くんのことをめちゃくちゃ大切に育て上げる気なんじゃないかと踏んでいる)


〇津屋一球

決定的なOF面でのプレーハイライトが少ないせいであんまり名前が上がってこないことに不満を覚えるくらい、ハチャメチャにDFがよかった。
相手の選手がペイントに侵入できないようにコースを塞ぐのが早いかつ的確で、むしろ良すぎるせいで目立ってないまであるくらい優秀だった。
ヌワバ・吉井という今期の三遠が持つDFの二枚看板を最高率で相手に押し付けるために絶対に欠かせない存在。サイズの面では2人に劣るものの手堅く相手を守るという意味合いでは全く遜色ない。というか、サイズ面で2人に劣るとは言うが190あるので三河戦で吉井くんと2人ですっさんを挟んだ場面、191cmのすっさんが外から全く見えなくなってたのは恐怖すら感じた。あと三河のエンドスローイン時にスクリーン使ってゴール下に突っ込んでくるレイマンを真正面から受け止めノーファウルで止めきってたプレーがあったのもヤバい。
三河戦では間違いなくこの3人がDFにおける主軸になっていた。この3人のうち2人が安定してコートに立てる内は三遠のDFが大きく崩れることはなさそう。
必要な場面でのスリーもお見事。
ただ、2試合通じて「そ、そこは貴方が打ってもいいのでは!?」という場面が何度かあったことだけは少し残念。
とはいえ、その辺はシーズン中に改善されていくだろうから気にしてない(吉井くんもだけど、恐らくは2人とも古巣のシステマチックなセットOFやPnRガチガチ環境に慣れてるから、というのは理由に含まれていると思ってる)
シュートの弾道めっちゃ綺麗なので早くガンガン決めるところも見てみたい。


〇兪 龍海

本人、ファン・ブースターには本当に申し訳ないけれど。
こんなにできる人だとは思っていなかった。
というのも、前述の通り私は吉井くんが三遠に移籍することが発表されてから三遠に関して勉強を始めたので彼のプレーをほとんど知らなかった。
昨シーズンの試合をバスライが再配信してくれたけど、シーズン前半のものも多く彼に対する印象を上手く掴むことができていなかった。
ポジション登録がSF/SGというのも、ロスタータオルを見て初めて知った。
そんな彼だけど、2試合共にとてもとてもよかった。
勝手ながら外を打つ印象があんまりなかったけどFE名古屋戦のスリーは素晴らしかったし、既に三遠バスケの積み上げがある分、新加入組よりもコートに入ってすぐのフィット感が高い印象があった
特にシュートへの躊躇わなさ、攻守が切り替わるや常に最前線を走るという意識が高く、DFでもビッグマン相手にフィジカル負けしないだけの体ができている。
流石に三河戦ではオーガスト相手に1対1で守るのに苦しんでいたけど、モッチ・ラミン相手にパワー勝負で長時間一歩も引かなかった場面は生で見てて熱くなったシーンの1つ。
2試合見た感じ、ウイング勢は津屋<ヌワバ<吉井<龍海の順でインサイド寄りみたいなのでニカや太田さんのポジション入る場面もあったけど、彼の場合は吉井くんのDFがそのままロールモデルとして活きるはずだからいい関係を築けるんじゃないかなと思う。
DFでのヒットファーストを体が覚えれば今に上乗せしてグッと強くなりそう。


〇ウィリアムス・ニカ

OFの時、スクリーンかけるの上手すぎて何事かと思った。今回のゲームは2試合(何なら4試合)ともムービングスクリーンに対してやたら厳しく判定が下されていてビッグマン達は軒並み苦しんでいたのにマジで硬い。反動込みでも全然ブレない。びっくりした
ただ、三遠というチームに対するフィット加減は他の選手たちと比べるとまだまだ、という感じはした。
特に三河戦の3Qでは立て続けにニカのポジショニング関係で噛み合わず三河のDFを集めてしまってTOVを起こした、という場面があった。
確かそこで太田さんと代わった後でベンチにてかなりしっかりと指示を受けていた感じがあったけど、セットOFでどんな風に機能してくるのかは今後が楽しみ。
ただ、ことDFにおいては津屋くんと並んでヌワバ・吉井を最高率で押し付けるために欠かせない人なんだろうなと感じているのでマジで怪我がないようにシーズン過ごしてほしい。


〇太田敦也

ニカがまだいまいちフィットしていない加減もあるのか、40歳にして2試合で軽く40分を超えているPTを与えられ一瞬も気を抜くことなくDFではインサイドを守り抜きOFでは攻撃の起点となるPnRをかけるために常に動いていた。
お願いだからもう少し労わってやってくれないか…とこっちが心配になるくらいすごかった。
ACCでオンザコートワンの時間の方が長かったのは、恐らく太田さんのポジションにメイテンが入る時間も計算してのことだろうと思うので実際RSに入ったらこのレベルで酷使されることはないだろうと思うけど、普通にニカと併用されることで何なら昨シーズンよりPT伸ばしてくる可能性もあるなと感じた。

ちなみにACCの三遠ハイライトのひとつはFE名古屋戦の終盤で太田さん(40歳/C)に代わって湧川くん(20歳/PG)が入ってきたところ


〇デイビッド・ダジンスキー

昨シーズンの三遠を勉強している時に好きになって生で見るのを楽しみにしていた選手。
スコアだけ見ればエース級の活躍をしているのにあまりにもヌワバが凄すぎたせいで色んなものをかっ攫われてしまった人。
ヌワバが2日間で46得点とかヤバすぎ!ってみんな言うけど、ダジンスキーも2日間で39点取ってるバケモンなんだよ
三遠は2試合で合計184点をあげたけど、その内の48%はこのデイビッドコンビの得点とかいう狂気。
言うてヌワバが異次元なのは事実だけど、それでも三遠が“ヌワバ頼り”“個の力で打開している”という印象に染まらなかったのは彼を含む去年からの中心選手たちが三遠のバスケを体現し続けたからこそ。
取り分け三河戦での第2Qブザービーターは本当にかっこよかった。
パスを通した佐々木くんも凄かったけど、「ここに投げられるはず」という去年から積み上げられた信頼による抜群のポジショニングに加えてDF1人かわして超ディープスリーを決めきったのは圧巻と言うほかなかった。
あまりにも興奮しすぎてハーフタイム中にバスライで即おかわりするくらい良かった
ヌワバと並んでスコアを牽引しながら味方のプレーにも大いに沸き立つナイスガイ、楽しみにしていた分だけ楽しませてくれる選手だった。


〇デイビッド・ヌワバ

BリーグデビューとなったFE名古屋戦、前評判通りのくそバケモンぶりを見せてブースターすら戦慄させた
私も含め周りの人たちみんな最後の方は神プレーを見る度に沸いた後でふと冷静になり「ヤッバ……」って呟いていた。
アレだけのドライブ性能、外はあまり打たない方と聞いていたのをいい意味で裏切ってくるスリーの精度。エースムーブできるのにアンセルフィッシュで味方を活かすのも上手い。そしてあんなレベチなスコアリング能力を持っているのに「僕はDFが持ち味の選手なんで」とか言い出す。
いやまぁ、確かに得点量も能力値もレベチなんだけど本人も言ってる通りDFがあまりにもヤバすぎた。

「ヌワバを止められる気がしない」以上に「ヌワバを突破できる気がしない」

前評判を聞いて想像していた3倍くらいカッッッッチカチだった。
気を抜いてなくても手を出してスティールしてくる。視覚外から意味わからん角度で弾丸ブロックが飛んでくる。リバウンドにルーズボールにハッスルプレーが速い上に強すぎる。
しかもあれだけアグレッシブにタイトにDFしておきながらファウルをしない。個人ファウルは各試合で1回ずつ、しかも三河戦は笛が鳴った後のテクニカルだったので実質プレー上でのファウルは2試合約50分のプレーでたったの1回とかいうヤバさ
スラッシャーというポジション登録ではあるけど本人の認識はあくまでガードだから、吉井くんと併用されている時に彼が守るのは2番の選手(これがそもそもバグ)(その“バグ”級のストロングポイントを存分に押し付けるために吉井くんが併用されているんだろうけど)。
あと何よりも意識が高い。
三河戦の2QでゾーンDFから西田くんにボールを奪われた直後のブロックはいい意味で狂気すら感じた。

““自分のOFでの失敗はDFで取り戻す””
“““そうでなければならない”””

という、自分のプレーに対するプライドを強く感じて、あぁ一流のプレイヤーとはこういうものなのかと思わされた。
彼の入団が発表された時、“あの過酷なNBAを6年間も“DFで”生き抜いてきた”と言われた所以がよく分かった。
よくBリーグからのオファーに応えてくれたな………と思わずにはいられない。
それだけの“格”を持っているのに、持っているからこそ気取らない。これだけの能力を持ってるんならせめて性格悪くあってくれよ(?)

三河戦後のコメントで「自分はガードにしてはサイズが大きい方だけど、しっかりとマッチアップできるガードが日本にもいると感じた。マッチアップする中で、日本のガードのレベルを引き上げることができるのではと感じている」とか言ってるのを見た時は思わず「アンタどんだけいい人なんだよ」って言ってしまった。

こんな選手、好きにならない理由が存在しない。


〇吉井裕鷹

「三遠の選手」としての吉井くんを見る度に、練習着がTOYOTAじゃない吉井くんを見る度に、「そうだ……もうアルバルクじゃないんだよな………」というノスタルジーに駆られながらも、三遠での活躍を心の底から楽しみにしていたし。こんな使われ方してくれたら嬉しいな、みたいな“理想”をこれでもかと想像しながら当日を迎えた。

結論から言えば“理想”通りの起用だったし、“理想”したそのままの(数字的な)活躍を見せてくれた。
厳密に言うなら、FE名古屋戦は本人もコメントしていた通り「まだやれるな」という感覚だった。
でもこの“まだやれる”の感覚はオリンピック前の強化試合の時に感じたのと同種のもので、「いいぞ、やれてる」に続くタイプの「いやでも、貴方なら“まだやれるな”」のやつだった。

実際、三河戦は本当にすごかった。“三遠での吉井裕鷹”で見たいなと思ってたプレー全部見れたんじゃないだろうか
狙いすましたコーナースリーも、味方に合わせたカッティングからの得点も、DFではシューターであるすっさんをフェイスガードで追い回しプレッシャーをかけ続けていたところも。
特にOFではカッティングでの合わせの嗅覚、タイミング諸々が絶妙で。三遠に移籍して大浦くんとのコンビネーションで見たいと切望してたプレーを見せてくれた。昨シーズン、ラベナがよく見せていたバックカットと全く同質のソレを、実戦2回目で見られていいのか?と言いたくなるくらい精度が高かった。1Qのエンドワンなんか“これが見てみたい”と夢想していたやつそのものだった
フリースローこそ1/3だったけどエンドワン3回もぎ取ってるの何事なんですかね。特に3回目の、ダジンスキーからハンドオフで受けてスクリーンを使って西田くんをかわし、ヘルプにきたレイマンをドライブで振り切ってオーガストと接触して笛が鳴ってからのダブルクラッチでエンドワンは良すぎるなんてレベルじゃなかった。このプレーで湧きすぎて声が枯れた。

大野さんにはマジで足向けて寝れないな……て思ってたらFE名古屋戦後のコメントで

「(吉井は)どうしても取りたくて、4年越しにようやく獲得した選手(大野さんが千葉J在籍時から目をつけていた)」

とかいう衝撃の新事実が知らされ、びっくりして顎が外れそうになった。
同時に、ロスターが確定した時に希望的観測ながら感じていた「あれ?これ、吉井くん割と(いい意味で)酷使してもらえるのでは?」の感覚が間違ってなかったことを確信した。
ヌワバの入団が発表された時、アルバルクでレオ様やライアンとポジション争いをした次は三遠でヌワバと争うのか、という意見を多々見かけたけど。
「え?このロスターで最強のラインナップってこの2人の両立では?」と思っていた。これは勿論、推し選手へのゴチゴチの贔屓目込みで。

元々三遠には複数ポジションできる人をフレキシブルに重用するイメージがあったし、2-3できるヌワバにSGでDF強強の津屋くんとDF面では3-4可能な吉井くんにインサイド帰化選手のニカを太田さんと併用することで2人が同時にコートに立ったり、入れ替わった時もDFのインテンシティを落とさない布陣を敷いているのでは?と。
実際、割とその通りだったのは少し驚いたけど。
そこまで大野さんが吉井くんのことを欲していたのはかなり驚いたけど。

最終的にメイテンが加わった時にどういう比率のローテになるのかは分かんないけど、昨季以上の強さを追い求めた結果として行き着いた(であろう)おおよそ歴代最強ディフェンダーのヌワバを1番効率よく活かすために吉井くんと津屋くんがいるんだろうと確信した。ヌワバという2-3スラッシャーのDF面での相方がそれぞれ吉井くんと津屋くんなんだろう(時に3枚とも同時起用していたけど、何なら三河戦の時点ではアレがDF的に一番安定感が高い布陣まであった)。

アルバルクで研鑽を重ね、日本代表で経験を積んだ吉井くんが大野さん率いる三遠でこれからどれほど使われ活躍していくのかがもっと楽しみになる2日間だった。
あ、あと三河にはいい選手、好きな選手が多い中で西田くん、すっさん、レイマンと“見たいと思ってたマッチアップ”をコンプリートしてくれたの本当に有り難すぎた。これがRSの度に見られるとか楽しみすぎて頭痛い。


この2日間、新生・三遠ネオフェニックスを見てホーム開幕戦となるvsアルバルク東京が3倍楽しみになった。
気が向いたら(あと余裕があれば)三遠vsアルバルクの個人的な見所も自分が後で読み返す用に残しておきたい。

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