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ミニ四駆の箱を開けては閉めてる日記
今日という日は絶対に自宅に帰ってからミニ四駆の箱を開けてやる。そして完成させる。そういう気概をもって毎日を過ごし、そして今日という日になってます。結局はパーツの袋すら開けず、なにもしてません。
いまは仕事が忙しいことも含めて、ひさびさの細かい作業に熱意が灯るかが心配。もとよりミニ四駆という趣味をはじめた切っ掛けが「なんか細々してる作業を『AC/DCバック・イン・ブラック』ききながらやりてえ」というポーズからはいってしまったことが致命的でしょうか。いや、すごくテンション上がるんですよ、あの曲をカケながらミニ四駆作ってるときは。そういった熱意があるうちはとことんやってしまう性格であったために、はじめはいいけれど再び着手するときに困ってしまう事態になってしまう。この感覚は新しいことに着手する足取りの重さに、とても似ている気がします。
かの有名なゲームクリエイターであるソラ(Sora)代表の桜井政博さんは『なにかをやるとき、とにかく我慢して内圧を高めること。安易に人に話して息抜きはNG』と仰っていました。
年末に向かって仕事も多忙になりつつあり趣味に割く時間も大変です。そんな弱音ばっかりだと、やる気という気概がすり減っていく。当たり前なことなんですね、ああ、こんな楽しいことをしたいのに、今はきっと楽したいばかり考えてしまう。なんて日々愚痴ってしまっては本来もっていた『やる気』なんて起こりはしない。きちんと予定通りに訪れる休みの日には、せっかくだから、また別のことをやりたいなんて思ってしまうこともまた内圧を減らしてしまうのでしょう。
「今日はミニ四駆作るって言ってたよね?」と一緒にゲームをしている友人から問われれば「今日はやる気がなくてやれなかった」と愚痴る。このような最悪な循環では一生ミニ四駆は完成しない。
私が陥っている問題点はただ一つ『なにもしてないって口にして満足すること』です。予定もないのに着手しない、それはきっと「今日はしなかったけど、明日にはしている」と起こりもしない未来の圧力に期待しているだけ。なにひとつ今は進んでません。なので明日からミニ四駆を作る宣言だけ行い、なにがどう進むかはナイショにしてやっていこうかと思う。あとこの日記自体が愚痴じゃねえの? などという正論は聞き入れません。