受胎告知考察…
彌生です…
さて、私はnoto初心者ですので
noto大賞2024をここで書くのか
notoの大賞2024の所から書くのか全く分からず、二カ所に書いていますが
こちらの「異次元の少子化対策」も良かったら読んでみてください
生まれて初めて「ファンタジー小説」を書いてみました…💦
さて、こちらは今回は名画「受胎告知」について書いていきたいと思います。
こちらは「ヴィーナス誕生」などで有名な「ボッティチェリ」の「受胎告知」ですが、流石ボッティチェリですね、とにかくマリアが美しい、百合を持った「大天使ガブリエル」に「貴女は神の子を身籠りました」と告げられ、驚き上半身を捻り、手で拒否していますね、まぁこれが「普通」の「リアクション」でしょうね、色彩、布の皺、構図、全てが計算されつくした傑作です…
フラアンジェリコの「受胎告知」は彼は僧侶であり画家でもあったので、ガブリエルの告知を冷静に受け止めて前を見つめています、マリアの「決意」みたいな物がこちらにも、ヒシヒシと伝わって来ますね。フラアンジェリコは僧侶としても立派な人物で常に人に譲る人間だったと言われています…
シモーネ.マルティーニの「受胎告知」は
ゴージャスですね、背景が黄金でマリアの決意に満ちた顔も心なしかキツい感じで
ガブリエルも真剣な顔で告知していて「緊迫感」が伝わります…
ベルジーノの「受胎告知」は天井に神と8人の小さな天使、ガブリエルは優しい雰囲気の青年です、窓の外には鳩が飛んでいて、マリアも手で驚きを表しています
エル.グレコは流石というか、画面に「迫力」がある、マリアの赤い衣装にガブリエルの黄色の衣装の対比が素晴らしい、背景も風景では無く「筆」のタッチが力強くて素晴らしいですね…
ムリーリョの「受胎告知」は胸でしっかりと受け止めているマリアでマリアの肌の美しさが際立っていますね、天使たちに守られて、マリアの決意と安心感が際立っていますね…
こちらはロセッティの「受胎告知」ですが、モデルはロセッティの妹だそうですガブリエルもマリアも白い衣装で、何故ガブリエルの足元が燃えているのか不思議な一枚ですね…
私の大好きなウォーターハウスの「受胎告知」ですが、これは1900年代の絵画なのでマリアの驚きやガブリエルの仕草が少し「軽い」感じがしますね…
大トリはやはりダ.ヴィンチの
「受胎告知」ですが、ダ.ヴィンチの20歳前後の傑作です…
お告げに来た大天使ガブリエルは左手に百合の花を持ち、右手は2本の指を揃えてマリアを上目使いに見つめて…
マリアは右手を聖書に置いて左手の指が
「驚き」を表しています…
この指の美しさは「仏像」にも通じる美しい指です…
マリアは12〜14歳の時に受胎告知を受けていますので、まだまだ若いんですよね
ダ.ヴィンチのマリアが1番「年相応」な感じがしますね、ダ.ヴィンチ恐るべし…
こちらはダ.ヴィンチの師匠のヴェッキオの描いたキリストの絵なんですが、左の天使はダ.ヴィンチが描いたと言われています…
よく見るとわかるのですが、ダ.ヴィンチは「外郭線」を描かないんですよね…
この絵を見て師匠のヴェッキオは筆を折ったと言われています…
などなど、エピソードも交えて「受胎告知」について書いてみました…
続きます…