アラン.ドロンを彩った女たち…
彌生です…
男子晩節を汚さず…
確かそんな言葉があったと思いますが
天下の2枚目(死語)のアラン.ドロン
88歳、その遺産額100〜400億と
言われていますが…
事実婚の日本人女性、ヒロミさんが
アラン.ドロンの3人の子供を相手取り
訴訟を起こし、最初はフランスメディアは子供たちの味方でしたが、結局は
不起訴となり、一気にメディアはヒロミの味方になりましたね…
事実婚の生活を送っていた家を
追い出されて、ヒロミは途方に暮れ
アランは悪性リンパ腫なのに
子供たちに連れ去られて会う事も
出来ない、最初は治療は順調で
体重も88キロまで回復したのに
今はヒロミは会う事も出来ず
2回だけアランと電話が繋がり
彼は「帰りたい」「寂しい」と言って
いた様なので、それこそ「最後の女」
ヒロミの元に戻り天寿を全うして
欲しいものです…
まぁ、彼ほどの色男(死語)なら
1万3000人くらいの女性と関係も
それほどビックリはしないですよね…
昔、私のインスタのフォロワーの
男性でスティーブ.マックイーンと
アラン.ドロンの大ファンの方がいて
映画オタク同士情報交換したり
していましたが、残念ながらその方は
ガンのステージⅣで亡くなって
しまいました…
アラン.ドロンが少し脚を引きずって
歩くのは、軍隊に行って怪我をした
後遺症なのだと実に細かく教えて
くれましたね…
アランは4歳の時に両親が離婚して
母親が再婚した男性と折り合いが
悪く母親は何故か姉しか愛さない人で
彼は17歳〜20歳まで海軍にいて
除隊した時、ある女優が彼の美貌に
感嘆して映画界入りを勧めて
アランはカンヌ映画祭の時に
上半身裸で海岸を練り歩き、ある
監督の目に留まり映画デビューを
果たします、最初から野心満々だった
訳ですよね…
出世作「太陽がいっぱい」が1960年
アラン.ドロン、25歳の時ですよ
この、素肌にペンダントは当時の
日本人男性がこぞって真似をしたと
いいます…
オーストリアのお嬢様女優の
ロミー.シュナイダーと婚約していたのも
この時期で、ロミー若いですよね…
仲良くクルージングしたりと婚約期間
楽しみましたが、その中でモデルの
ニコとの間に子供が出来ましたが
アランは認知も何もしなかったそうで
ですから、訴えられた子供の他に
まだ1人子供がいるんですね…
やがて、ナタリー.ドロンと巡り会い
結婚、ナタリー綺麗でしたよね
「個人教授」の時は美しさの絶頂で
共演のルノー.ベルレーも大人気でした
その時に長男を授かっています…
アントニー(59)とはかなり確執があった
様で世の中なかなか上手くいかない
ものですね…
また、亡くなったアリは本当の
アランの長男ですがアリはアランに
「お前の母親とは一回しか寝ていないからお前は俺の子供じゃない」とキッパリ
と言い切ったそうですがアランに似ていますよね、まぁ、こんな事を言うなんて
ロクな人間じゃありません…
また、アランは「山猫」の時の
監督ヴィスコンティとも関係を持ち
貴族出身のヴィスコンティはアランに
城を与えたといいます、どこまで
野心の塊なんだと思いますよね…
私がアラン.ドロンのベストワンの
映画だと思うのは
「冒険者たち」ですね、これは本当に
傑作だと思います…
共演のリノ.ヴァンチュラと
ジョアナ.シムカスが本当に素晴らしく
3人で宝探しの旅に出るんですが
ストーリーといい、主題歌といい、全て
素晴らしかったと思います…
最後の「レティシアが言っていたぞ
お前と暮らしたいって」そう言う
リノに「この嘘つきめ」と言って
息絶えるアラン、ラストシーンが
泣けて来ます…
その後はミレーユ.ダルクと長く
事実婚状態だったが、オランダ人
モデルと2人の子供を作り破局…
写真がなかなか見つからなかったの
ですが、この方と愛人関係が続き…
2人の子供に恵まれるも破局…
あんまり似てないですよね…
ヒロミさん、末っ子のファビアンを
物凄く可愛がっていたのに、今回は
ショックだったそうです…
子供たち3人に囲まれた貴重な写真
孫たちに囲まれた写真…
一見幸せそうですが、子供たちは
父親の身勝手さに怒っていたのかも
しれませんね、然も相手は東洋人
ムカついたのかもしれません…
盟友ジャン.ポール.ベルモントの
葬儀に出席したアラン、もう杖も
ついているし、完全に「老人」です…
82歳の誕生日のヒロミさんと一緒に
子供たちの姿は見えませんね…
なんというかね「因果応報」と
いう言葉がありますが、
やはりこれまでの行いの
バチが当たったのでしょうね
そうでなければ子供たちは
もっとアランを愛した筈…
己の「向上心」に溺れて本当の
愛を人に与えて来なかった報いが
今回、晩年に一気に来た感じですね…
早くヒロミさんと同居を再開して
子供たちにもそれ相応の財産を
キチンと分けてあげるしか方法は
ないのでは無いでしょうか?
人を本気で愛して来なかった末路を
観る気がします…
やはり人間は最後は「愛」だと
思います、そうすれば子供たちも
本気で彼を「父親」として
愛するのではないでしょうか?
続きます…
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