流浪の月…感想…
彌生です…
女子ボクシングについての
感想をアメブロに書きました…
SNSの世界ではかなりXY染色体を
持つイリマ.ヘリフ選手を叩いていますが
いやいや、そもそも、ヘリフ選手は
生まれつき「アレ」がついてないんです
よね？
だから親も本人も疑いなく「女」と
しての人生を送って来たわけですよね？
だから、男性が手術して女性になり
オリンピックに出た訳ではなくて
そこら辺の解釈が間違っていると
思うんですよ…
そこら辺を書いたらコメントが来て…
なんか「流浪の月」みたい、
Netflix観てみたら？と言われ
早速観てみました…
いや〜〜最初の正直な感想は…
えっ！広瀬すずって
ベッドシーンやるの？でした🫢
勝手に「清純派」と思い込んでいて
彼女は知らない内に「大人の女性」に
なっていたのにビックリしました…
広瀬すず演じる家内更紗は９歳の時に
母親に捨てられて叔母の家に世話に
なっているんですが、ある日公園で
松阪桃李演じる佐伯文に出逢い
帰りたくない彼女はそのまま文の
部屋に付いて行って住み着きます…
19歳の文は更紗の好きな様に生活させ
食後もアイスクリームを好きなだけ
食べさせて、可愛がるというよりは
お互い自由に生活する共同体みたいに
なって行きます…
更紗が文の作った目玉焼きにケチャップを大量にかけて美味しそうに頬張り
文は更紗の口に付いたケチャップを
優しく拭ってあげるシーンは一種の
エロスを感じます…
私はこの時「文はロリコンなのか？」
そう思ったんですが違うんですね…
やがて楽しかった２人の生活は
文の「誘拐」という罪で湖で逮捕
されて終わりを遂げます…
更紗は知らない内に「被害者」に
なってしまうんですね…
やがて10年の月日が流れて…
更紗は横浜流星演じる亮と同棲して
います、亮は早く両親に更紗を
紹介して結婚したいのですが、彼女は
イマイチ気が乗らないんですよね…
横浜流星がまた少しモラハラ気味の
男で更紗は愛したいのですが何故か
本気になれない…ひたすら亮に
謝ってばかりで、私から観たら
情けないオンナだなぁ〜〜と思いました
こんなオンナだから、亮は苛立ち
DVするんだろうなぁと勝手に
思ってしまいました…
やがて偶然更紗は先輩と一緒に
入ったカフェで文に出逢います…
文はカフェの店長でひたすら
コーヒーを黙々と入れていて、成長した
更紗に気が付かない様なんですが
更紗は文に逢いたくて仕方なく
なるんですね、亮に嘘をついて
仕事も休んで文のカフェに通うん
ですが、文は成長した更紗に
気が付かないんですね…
そして真実を知った亮は更紗に
激しいDVを働き、血塗れになった
彼女は文の所に逃げるんですが…
この時の広瀬すずと横浜流星の演技
凄く良かったですね、血塗れになり
夜の街を彷徨う更紗…
以外や文は更紗に最初から気づいていて
更紗を部屋に匿ってくれて、優しく
看病してくれて、更紗は亮の元を
出て、文の隣の部屋に住み着きます…
ベランダ越しに毎朝同じ風景を観る２人
２人は幸せなんですよ…
だけど警察は「被害者」が「加害者」に
洗脳されていると思い込み、２人を
引き離そうとするんですよね…
更紗は同僚の娘を預かり、世話を
していて、文も娘に優しくて
私は「やっぱり文はロリコンなのか？」
そう思ったんですが、違うんですね
やがて警察のガサ入れが入り
文はまたまた「誘拐犯」として
警察に連れて行かれるんですが…
無事に釈放されたのか、更紗は
メチャクチャになったカフェの
片隅にうずくまる文を見つけて
謝るんです「私のせいで文くんは
幸せになれない」そう言って別れを
告げたら…
文は泣きながら服を脱いで
全裸になり自分の下半身を
更紗に見せて号泣するんです
彼は小陰茎症(マイクロ
ペニス)だったんです…
要するにペニスが子供のまま
成長しないんですよね、だから
女性とセックス出来ない身体
なんです…
私はこんな病気？ですか？
初めて知りビックリしましたね…
そして、最初に戻るんですが、
幼い更紗の口に付いたケチャップを
拭った時、文は自分でも「僕は
ロリコンなのか？」と思っていたん
ですね、だけど違った…
更紗は文と共に生きていく決意を
するのですが、それはいつも
受け身だった更紗の初めての「自我」
なんですよね、更紗もここで初めて
大人の女性になったんだと思います
しかし「流浪の月」は２時間半と
長い映画でしたが、日本映画にしては
かなり見応えがありましたね…
これは松坂桃李と広瀬すずと横浜流星の
演技の素晴らしさが大きいと思います。
特に松坂桃李の演技は
ブラボー👏でしたね
素晴らしかった…
彼の演技力は素晴らしいですよね
近年の「離婚しようよ」の情けない
政治家の浮気者の男や「娼年」の
身体を売る若者「古狼の血」の
男臭い演技、役によってガラッと
変わる確かな演技力、ノリに乗って
いる俳優さんだと思います
重い映画ですが、ジックリと堪能
出来ますのでオススメです…
続きます…