テスト勉強期間はプリズンブレイク
「あー、マジ楽しかった公園!」
キャッチーでしょ?野村沙知代じゃありません。
どうもたまです。
最近の曲は昔と違いタイパ重視という事で、サビから行きました。
小説でも何でも出だしのグイグイは大事です。
枕が長くならないうちに(永遠と喋れるので)本日の昔話は高校生の頃のテスト期間の話(べべん)
当時、野球部だったたま。近そうで遠い甲子園を目指して、日々、野球に恋に(負け越し)男の友情、童貞卒業、皆んなに笑いと、授業を何とか1秒でも自習にしようと奮闘していました。
その結果、一時的にクラスの一部真面目女子から
「またやってるあの出席番号3番…」
と、言われる時期がありました(理由と和解しました話もおいおい)番号で呼ばれるのは、囚人生活もない為、後にも先にもこれだけです。
そんな、たまの高校生活で好きだった1つが、
テスト期間です。
この期間、何が好きか。勿論、勉学にようやく勤しめる貴重な期間だったのは言うまでもなく…
「部活が休みな事」
いいんです。大好きな野球しなくても。
いいんです。先輩や監督にあまりあわなくても。
いいんです。鉄のトンボ持って内野走らなくても。
いいんですか?いいんです!
デッカい野球カバン持たずに弁当だけのリュックだけで登校して!!
パラダイスですよもう。人生には楽園が必要だ!
授業(ノリのいい先生にはふざけ、嫌いな先生の時は寝て)終わって、掃除したら終わり!
その後のよくわからんグラウンドは突っ切っちゃダメだと言われ、遠回りしながら部室まで絶対一歩も歩かず大きな声で挨拶しながら走らなくていいんです!
まぁ、代わりに補修とか居残りはありましたが、そんなもんね、パラダイスですよ!
とにかく無敵です!家では思春期で、口数少ないたまは、コツコツとアスファルトに刻んでやり切れない夜を数え、当時のレベルで覚えることが出来る最強呪文を覚え親に放ちます
部活はないけど、友達とテスト勉強するから遅くなる…
この言葉に嘘も二言も一切ないです。
ST◯P細胞とテストは…あります
乱用ですよ。ダメ、絶対!
初めはみんなやってるしぃ…
楽しいし、一回だけならまぁ…ギャハハ
目線モザイクたまです。
親の心配をよそに勉学に勤しみます。
平日は、某ファーストフードでハンバーガー1個と水を頼み、1番かわいい店員を笑わせた人が勝ちといいながら、勉学に勤しみ
古着屋を巡って掘り出し物の服を探し、歴史や美術、家庭科を学ぶのです。
中でも1番楽しいのが
徹夜のお泊まり合宿や深夜徘徊
通称
YOASOBI
ずっと真夜中でいいのに…
多い時は野球部で10数人、その他、普段関わりが薄い他の部活の人や、クラスメイト、今日はあいつと今日はあの子と勉学に勤しみます
何故か当時の彼女とは家に誘われてもデートしようと言われてもいかなかったのが、硬派で後悔です
(程なく彼女の友人を介し怒られ振られます)
楽しかったんです…男友達との方が
割と、本気出すと賢い方だった為(えへん)、ガチでヤバいから教えてと勉学に勤しむ事もありました。
とにかく、あの空気感の家と部活の緊張感から開放され放題なんですねぇ(ムツゴロウ)
よーし、よしよしほーらとーても…
楽しそうで気持ちよさそうですねぇ
(畑正憲)そうムツゴロウである
ここを大文字にする所が、人気者かつ番号で呼ばれた所以です(反省と成長なしの個性)
もちろん、楽しいことばかりではなく
友達のアパートの下に停めた無印のアイボリーの自転車を盗まれた事もありました。泣きそうになりながら、探し
帰り道に偶然、落ちてた…本当、運良く落ちていたボロボロの自転車を自転し3時に帰り
半年くらい親には自転車は友達と交換しているだけという呪文を覚えたりもしました(のちに呪文効果はいてつくはどうにより消え去り、保証金で乗り換えます)
そんな楽しくも、テスト期間話山程の中で1番悲しかった事件(あ、枕終わりですよお待たせしました)
「たいしん家合宿、公園サンケツ事件」
高度な呪文も、何なく使いこなした、高二の頃、クラスメイト男子(たいし、ハル、しんた、たま)4人で、たいしの家でテスト勉強をする事に
※登場人物ほぼ仮名
全員部活生でしたが、たいしだけは大会だけ試合するソフト部で、基本開店寿司屋で最低賃金バイト生活で、みんなが集まるお茶会には、バイト終わりに、お店寿司を持ってきてくれる優しいチャラ男。バイト代で貯めて買った、2人乗りできるバイクを持ってました(今でも連絡取る友人)
テスト期間がある度に、MPがなくなるまで呪文を唱え、テスト当日まで出かけようとする息子に流石に、親は「あんた今日はどこの友達ね?」とだんだん強めにいわれるわけですよ?
そこで!ある程度持ち回りで、それぞれの家にもお邪魔するわけですねぇ
非常に…賢いですねぇ by畑正憲
勿論、たま家でも4人は勉学に勤しんだ事があります
母親は満更でもない顔し、家を汚したりしないか、近所迷惑にならないか、3人坊主の中、1人だけアンダーヘア風パーマのたいしに、不良とつるんでないか若干警戒しながらも、隙あらばここぞとばかりに夜食を作ろうとするのを、たまは気恥ずかしく拒みつつ、終始和やかに勉学に勤しみます。
夜勤も多かった父親が家にいる時には、親父がいつまでも寝ないし定期的に見にくることから、友達から
「たまの親父、いつ寝てるの?巨神兵?」
と忌みきらわます笑
場所を提供してくれる事には気をつかいながらも、自分達だけの時間が欲しいじゃない?やっぱり笑
そんなこんなで、結果は出ずとも
他所様の家に泊まりやお邪魔する時はちゃんと
タバコの匂いもせずみんな挨拶とありがとうができるいい子ですので許されます笑(ありがとう)
そんなある日、たいしの家に遣隋使したとき、勉学に勤しみ休憩中、しんたが買い出しを提案
その日は、翌日の生物のテストを皆んなで集中的に勤しんでいて、めちゃくちゃ面白いし、楽しかったのと、お小遣いの関係で、たまだけは勉学に勤しみたいと拒否
ハルちゃんも原付を持っていた為、3人で2台のバイクで買い出しに行く事に…
まぁバカ話しながらも、本当に勉強する時は学生の本分と赤点回避目的だったので(割と入るには地元の偏差値は高い方)
勉学が楽しく、1人という事で黙々と淡々とコツコツと…すると
あいつら1時間以上経っても帰って来んのですよ…
流石に携帯で連絡しても返事もなく
人の家の屋根の下、不安に…事故?
心配をし何度もそわそわし窓を覗き、バイクの音ともに玄関にでた、不安気なたまをよそに、3人が満面の笑顔で帰宅
どこまで行ってきたのかの質問を遮るように放った言葉が
あー公園マジ楽しかった!
だって、お前があれ…いや、あれは違う…おま、まて!そーれーは
おいおい…ワライタケ食ったか?おまえら…
たまの心配をよそに、皆んなのキノコの毒がようやく抜け遅くなった理由が判明…
買い出しついでに公園で、たいしのバイクに3人乗りしてウィリーして楽しく帰ってきた!と
おまえら…
人ん家で1人巨神兵やぞわし!!!
あの寂しさと不安と安堵からもう数十年経ちます。今でも唯一会うたいしには定期的に話します笑
毎回毎回、お前よくおぼえてんなの一言で笑って過ごすチャラ男
たまは忘れません…たいしより点数が悪かった事を
たまは忘れません…あの時皆んなで持ち寄ったパックのカフェオレ飲みながら見た仲間由紀恵のドラマを
たまは忘れません…
後日、理科室で点数がいい順にテストを返され、男女問わず上位で4人とも呼ばれた時のクラスのどよめきを