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オグナ 小説(3)

↑ここまでのお話


私の前に立ちはだかったのは驚くほど顔の良い男だった。
いくら顔が良いとはいえ、突然近づいてきて自分から名乗りもせず名前を問うのは失礼じゃない
会話の内容からしてこいつが兄さんが言ってた皇子なんだろう。
応えないと不敬だったりするんだろうけど腹が立った。

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