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オグナ 小説(5)

↑これまでのお話

兄は川岸の木陰に私を降ろすとスズを呼んで水と布を持ってくるように命じた。
「ミヤズ、顔とか腕とかだいぶ赤くなっている。木陰でちゃんと水分を取って休むように。あと赤くなった所は冷やさないとダメだ。」
言われて腕を見ると確かに赤くなっている

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