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邪気を祓うと言われます

我が家の金木犀がやっと咲きました。
芳香は午前中の方が香りが強いらしいです。
オオモニョニュシ(長男)がキンモクセイが大好き過ぎて庭に植わっています。 

久しぶりの
〈本日の薬効植物〉
金木犀(キンモクセイ)
樹皮の様子が犀(サイ)の皮膚に似ている事と、金色の花を咲かせることから金木犀となったとも言われています。中国ではギンモクセイを桂花といい、性味は辛温、痰を除き、瘀を散らすとされています。
キンモクセイの薬用部位は花で、薬効は胃炎、低血圧症、不眠症です。木の下にビニールシートを敷き、落ちて来た花を集めて陰干しにしたものが生薬モクセイ(木犀)です。食品としての利用は、乾燥した花30~50 gを焼酎1.8 Lに入れ、3ヶ月ほど冷暗所に置き、胃の調子が悪い時、盃に一杯ほど水か湯に薄めて飲むと良いそうです。他にも、白ワインに漬けたものが桂花陳酒(ケイファチンシュ/ケイカチンシュ)として売られています。また、桂花茶(ケイカチャ)は、キンモクセイの花を乾燥させたものです。甘い香りが高く、そのまま煎じたり、紅茶や烏龍茶などに混ぜたりします。

キンモクセイの橙色の正体はカロテノイドです。実は、この色がキンモクセイの香りに関係しています。キンモクセイの花弁に含まれるカロテノイドが、カロテノイド酸化開裂酵素に分解され、イオノンを産生します。イオノンはスミレの精油などにも含まれる甘い香りの精油成分です。その為、橙色が濃い花は香りが強いのです。また、この酵素の活動は午前中に活発になり、夕方以降は落ち着きます。通勤、通学路にキンモクセイがありましたら、行きは秋の香りを胸一杯に吸い込んで1日頑張り、帰りはほのかに漂う甘い香りに癒されてみてはいかがでしょうか。
(日本薬学会様より)

花ことばに幽世、隠り世(どっちもカクリヨ)なんか字面がおどろおどろしいですが、太陽を象徴して闇を打ち払う縁起物です。
強い香りで邪気を払ってくれるので神社などに植えられているようです。

やっと咲いたので毟ってハーブウォーターにしようとしましたが

毟ったせいか、加熱のせいか
思った香りじゃないのです。。。

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