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【なおねえの本棚】 #45 「じゃない方の渡辺」


じゃない方の渡辺

完全にタイトルに吸い寄せられて買ってしまいました(笑)


年末のM-1見ていましたか?
そうです、令和ロマンの連覇という幕引きでしたね😘
最終決戦のネタ・・・

最強の苗字「渡辺」です!
YouTubeの完全版もお楽しみください

私自身は同じクラス、同じ職場で苗字が被るという経験をしたことがないです。とても簡単な苗字なんですが・・・
それ以上に、鈴木さん、田中さん、斉藤さん、山本さん、そして渡辺さんという苗字の方々は、きっと少なからずこの漫才ネタや、本の主人公のような気持ちになったことがあるかもしれないですね。


主人公は「展子さん」といいます
中学入学、ワクワクして席に着くと、続き番号でもう一人の「渡辺」が。
学校中の男子が好きになるくらい美しくて目を惹く「久美」です。

タイトルからして、コメディ?いや、もっとどろどろした話?と思いながら
読み進めましたが、思ったより普通というか、事件は起こらないです。
展子は、久美と常に一緒にいるようになり、またこの久美が性格も良くて、美しい・・・良い友達なんです。

でも展子の心の中は、「私はいつも久美と比べられる」「だからどうせ私は選ばれない」「人生なんてずっとそんなもんだ」という、なかなかのネガティブ思考・・・😢


確かに人生は「常にオーディション」かもしれません。
自分と誰かを比べられて、グループ組みや面接試験、いろんな場面で合格or不合格の判定が下される。
ただ、アレですよね
その繰り返しを「どうせ私はいつも・・・」とマイナスに捉えても仕方ないじゃないですか。

私が大好きな「No No Girls」や「timelesz project」のようなサバイバルオーディション番組でも、「なんでこっちの候補生じゃなく、あっち????」という結果は起きます。
選ぶ側のイメージや他の参加者とのバランス、年齢とか、雰囲気とか、タイミングもあります。
いくら現時点で実力者でも「伸び代がね・・・」と言われちゃうこともありますし😭


「人生はオーディション」とは上手いこと言うなとは思いますが、でも受け身じゃなくて、「あ、だめっだのね、じゃあ次!!!」って言うくらい
自分で進んで、選んで行く位の気持ちがないといけないかなと思います。
そのオーディションを受けようとしたのは自分だし、人生の岐路に立ってAかBを決めるのも自分。


ネガティブがだめだとは言ってませんよ、決して。
ただ、それくらいの気持ちでいないと、やってられないじゃないですか(笑)私もあまり選んではもらえなかった人生なんで。
まあ、その全部が積み重なって今この位置にいるのかなとも思うし、そういう経験を人に話したりするネタにできているんだと思うので、結果オーライです❣️







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