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【なおねえの本棚】 #30  「生徒諸君!」


生徒諸君!

金曜日はコミックと決めているので、2025年もそうさせてもらいましょう⭐️
新年第一弾は、子供の頃の私の原点になった作品にします


北城尚子=ナッキー

私が子供の頃に読んでいた作品なので、ご存知ない方もいらっしゃるかもですね。以前は全巻持ってたんですけど、引越しなどのタイミングで古本屋さんに売ったりして、全部は揃ってない・・・
Wikipediaで調べたら、1977年から連載されていたのでもう50年近く前の作品になるんですね(΄◉◞౪◟◉`)

映像化もされてましたね、懐かしい❤️

キラキラ学園モノの一面もあり、仲間達との楽しい思い出とか恋愛的なストーリーもあり。それだけじゃなく、幼少期の辛い思いとか、身内や仲間の死も描かれています。
もちろん漫画ですから、自分の環境とは違って全部感情移入できるかというと、そうじゃないのは普通。


教師になる

私自身のことを書かせていただいた中にも「先生になりたかった」とありますが、今思い返すと「教師になる」という具体的なイメージはこの作品の
ナッキーから来ているんだと思います🙂‍↕️

家庭が裕福で、理想的な両親で、勉強もできて、友人に恵まれて、スポーツ万能で・・・まあ全然私の現実とはかけ離れてます、笑っちゃうくらい😆
そりゃ少女漫画ですからね

でも、それだけで幸せな訳ではなく、色々事件も起こり、そんな中でナッキーは教師になる事を目指すんですよね。
作品中で、中学→高校→大学→教育実習と時間も経過して、どんな教師になりたいかも描かれていきます。

2025年の学校と先生、生徒の環境とはかけ離れているかもしれないですが、
「あ〜こんな先生がいたら」「自分もこうなりたい」と当時の私は思った訳です。


「教師編」「最終章・旅立ち」とストーリーは続き

私は教師になることを諦めてしまいましたが、ナッキーは目指した教師になります。まあ時代も反映しますし、生徒は一筋縄では行かないので「理想の教師像」とはいきませんが、やっぱり本音で向き合わないと、相手から信頼はしてもらえないですよね。昔も今も・・・

結婚や妊娠との両立は女性にはついて回りますし、この作品でも
「結婚か仕事か」という選択は迫られる場面もあります。ナッキーは自分の幸せではなく教師として生きる人生を選択。
全てをかけて・・・と、現実では非常に難しいでしょうが、悩みつつもその道を邁進します。


学校は一番のブラック企業と言われる時代

今の学校は運営も含めて難しいのでしょうね
実際に「学校」というものから完全に遠ざかった私はリアルな話は分かりません。今、社会課題に目を向けている状況で、様々な情報をかき集めると、やっぱり先生は大変で、学校という世界は一般企業とは全くの別物。

もっと先生が自由に色々なアイデアを実現させて、先生も生徒も楽しんで時間を使えるようにならないモノでしょうか?
先生の成り手が減っているかもしれないけど、やっぱり一定数は「教師になりたい」と熱い思いを持っている人がいるはず!





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