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屋号はMiddle
どんな屋号にしようかと考え、思いつくには
結構な時間を要した。
何に重きを置いて、名付けるか。
最初は自分らしさだとか
パッと見た時の印象だとか
語呂かなとか考えていたけど
結局、呼びやすさがいいのかなって。
大西さんと呼ばれるより
屋号で呼んでいただく事の方が
きっと嬉しいだろうなと。
で、周りの先輩達の屋号を
改めて読んでみると
みんな呼びやすい親しみやすい屋号だった。
これは絶対そうだなって確信を持ったまま
また悩む日々が続いた。
呼びやすさ、親しみやすさが第一。
第二は庭という不確定な要素のものを
作っていく事から
余白だったり、ふわふわしていたりして
意味が曖昧なものにしたかった。
この二つは自分の中で何となくだけど
決まっていて。
で、それは突然訪れた。
ある日の現場帰り
高速を走っていたら
一台のトラックが合流してきた。
筆圧強めな緑色の文字で
車の後ろにMiddleと書いてあった。
あっ、これだ! と。
第一の呼びやすさ、親しみやすさはいい。
そしてMiddleの意味は、真ん中とか間とか、中間。
"間"って何かと何かが無いと成立しないもの。
"間"自体に意味は含まないし
余白とか隙間みたいな不確定なもの。
すなわち、第二の考えに相当するなって。
庭が持つ何かと何かの両者を取り持ち、繋げる力。
例えば、街と建築とか、人と事柄とか。
またはその空間自体を
"Middle"で表現できるんじゃ無いかなと。
あと、これは後付けだけど
みどりを植える→みどりする→みどる・Middle
なんか全てがうまくはまった気がして
とても嬉しかった!
北谷さんにも屋号を伝えたら
優しい、謙虚な感じが良いねって
言ってもらえて
そこで本当に決まった感じでした。
僕自身も段々と名乗っていくうちに
もうすっかりと馴染んできてます。
人・建築・街・事柄などの
本質的な魅力やニュアンスを理解し
その各々の"間"をオリジナルでナラティブな庭空間と繋げること。
Middleです。
よろしくお願いします。