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レバンテ~パコ・ロペス戦記#5~
コパ・デルレイ準決勝2レグ
リーグ戦でビルバオと1-1で引き分けに終わったレバンテ。内容としては、ビルバオのがよかった。1レグも押し込まれる展開になるが、1-1引き分け。どちらかが勝てば決勝進出とわかりやすい展開の準決勝2レグ。
それでは、スタメンから。
両チームとも6日前に対戦したリーグ戦からスタメンを数人入れ替えてきたが、形は変えてこなかった。
➤前半【空いたスペースを使う】
前節同様ハイプレスをかけてくるビルバオ。
・最終ラインは4バック
・中盤はダイヤモンド
・2トップで追い込む
それに対して、レバンテは空いたスペースをうまく活用してあいて自陣にボールを運んでいく。
・相手SBがクレルチorミラモンにプレス
・SBの後ろに空いたスペースにモラレスorデ・フルートスがランニング
・ニアゾーンにボールを運んで相手最終ラインを下げる
先制点のシーンはまさに狙い通りではないかと思う。
しかし、1レグ、リーグ戦同様ボール保持も非ボール保持も主導権はビルバオが握る。
27分 ハイプレスにいくもうまく相手に剥がされ、左サイドを抜け出したウィリアムスがグラウンダーのボールで通す。ラウール・ガルシアをマークしていたドゥアルテがペナルティーエリア内でファール。PKを献上し、1-1の同点。
➤後半【システム変更】
後半は今季一番使用している1-4-2-2-2にシステムを変えたパコ・ロペス監督。ロベルを下げて10番バルディを投入。
ほぼミラーゲームに近い形。ビルドアップの際には、バルディとモラレスが入れ替わりながらボールに関わっていこうとする形が見られた。
形を変えるが、大きな動きはなく、むしろ徐々にビルバオに押し込まれる時間が長くなる。選手も疲労していき、得点源であるモラレスやマルティを下げる展開に。
そうなると、あまり攻め手のなくなったレバンテ。延長戦に入り、なおも押し込むビルバオ。そして、111分 ベングルのミドルシュートがヴクチェビッチにあたりリフレクションしてゴール。
➤最後に
準決勝1レグ、リーグ戦、準決勝2レグと短い期間でビルバオと対戦してきたレバンテ。3戦とも相手のがいいサッカーをしていて、レバンテの得意とする形を出せていなかった印象。
残念ながらコパ・デルレイはここで終了してしまったが、リーグ戦でまた新たな形や選手の活躍を期待したい。
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