見出し画像

壁をぶち破るには何度でも体当たりするしかない。/AFCチャンピオンズリーグ2022 第6節 川崎F vs 広州FC(中国)

どうも私です。
昨シーズンの敗退時もそうだったのですが、結果を受け入れるのにまず少し時間がかかるなと。言うて天皇杯の時よりはまだマシですけど。
酒飲んで1日寝て、フロンターレ以外のサッカーに触れて、ようやく「あ、ちゃんと振り返ろう」となる。でもその振り返るという行動に至れる辺りが、noteやっててよかったなあと思えるところですね。

さて、決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件となった今節。初回の対戦時とは異なり守備に重きを置いた広州に対し苦戦はさせられましたが、前半の得点を守り切り1-0と勝利。
ただし、裏で同時刻キックオフだったJDT vs 蔚山の結果により2位となり、勝点で他グループの2位を上回れないことが確定。今シーズンのACL挑戦は、ここで道を断たれることとなりました。
言いたいことはたくさんありますが、蔚山に負けJDTに1戦落としたことが全てだったのかなとは思います。ジェジエウもノボリもリョウタもいない中でむしろよくやっているな、くらいの気持ちではあったので。

前回同様、メンバー所感、試合感想、今後の展望という構成でお送りします。
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※DAZN観戦の際は試合前に書いています。

入れ替えていくゥ!

お、めっちゃ入れ替えた。
まあ、そうよなあ。戻ってからも結局また試合があるもんなあ。しかし、入れ替えてもこのクオリティっていうのはすごい話だ。
あとベンチ見ると何か起こった時に対処できるメンバーもしっかり入ってるのでさすがだなと。

瀬古くんと蓮之くんは前回対戦時と同じく両SBかな。ある意味大一番で悠さまがスタメンっていうのもね、いいよねえ。和季くんからキーパスいっぱい出てくればいいな。

GKはやっぱりソンリョンにしましたね……たんちゃん出番なかったのが残念。この試合までに進出が決められていればなあ。

広州は後半戦結構守備に力を入れていると聞いたので、前回ほど簡単にはゴールラッシュにならなさそう。にしても、それでもまずは勝たないと終わりなのでね。気持ち入れて頑張ってほしい。あと怪我だけは気をつけてね。

2.試合感想

事前にちらっと聞いていた情報通り、広州は守備をかなりしっかり固めてきていました。5バックで前線もあまり上がり切らず、自陣の中でコンパクトに守りつつカウンターでワンパン狙う戦法だったのかな?と思います。実際後半ワンパン食らいかけたし。
辛勝のようには見えますが簡単な試合ではなかったはずです。後半は雨もすごかったし、本当事故が起こらなくてよかった。
あとはチャナの負傷具合だけが心配かな……大事に至っていなければいいのだけれど。

1.ソンリョン
勝利が絶対条件になった時点で、キーパーはソンリョンで変えないんだろうな、と思っていました。メンバーを大幅に変えている中で、万が一が起こっても最後守り切ってくれる。そういう絶対的な信頼感があります。
これがもし、進出が決まっている状況であればたんちゃんにも出番はあったと思うのだけれど、結果的にウノゼロとなった試合だったので、オニさんの判断は結構理解できるなと思います。
大きな決定機は数える程しかなかったけれど、しっかりキャッチしてみせた。あまりボールの来ない中での集中力を保つのは簡単なことではないと思うけれど、そういうところを落とさないよね。
キーパーは他のポジションに比べて全体的な平均年齢は高めではありますが、それにしてもチーム最年長にしてこのパフォーマンスの安定感には驚かされますね。

31.やまむー
やまむーがキャプマ……だと……推せる!!!!!!!!!!
このメンバーだとやまむーがキャプマなんだなあ、とキャプテンのお仕事をこなすやまむーにニヤニヤ。でも納得の人選。
試合中も、そこまでピンチになることはなかったのであまり大きな仕事はなかったと思うけれど、ここまで連戦続きでなかなかお休みができなかった中でようやく先生が戻ってきて、やっとローテーションができるようになって本当によかったなと思います。大変だったろうなあ。カウンターでスピード勝負になると分が悪いのはもうある程度仕方ないのかなとは思っているので(今節も一発食らいかかったけれど)あとは如何にカウンターの形を作らせないかにかかってるかな。引き続きよろしく頼むぜ……

16.瀬古くん
前回に引き続き右SBで出場。落ち着いた入り方ができていたんじゃないかな。自分がどう立ってどうプレーすれば相手が困るか、味方が動きやすいのか、考えながらプレーしていたように見えました。いいパスいくつも出してたしね。
結局アシストはついていなかったけれど、決勝点に繋がるパスも出てよかったです。こういう結果が出てくると自信もつくし起用もされやすくなるはず。
あわやカウンターというシーンでも潰してくれて本当に助かりました。サッカーのベースはちゃんとある選手なんだよね。もし足りないとすれば視野の広さなのかなとは思っています。サイドバックっていうポジションがラインを背負っているので起用しやすいのかな、と。
適正は中央、ボランチかアンカーかインサイドハーフかなと思うけれど、ミキくんのことを考えると右での起用は今後も視野に入れて行くのかなあ。引き続き期待しながら見守りたい選手。

25.蓮之くん
MOMおめでとう!前回よりだいぶ落ち着いてプレーしていました。ちょっとよくないところでのファールはあったけれど、まあ許容範囲でしょう。予定外の負傷交代があった分交代枠が使いにくかったとはいえ、サイドバックでフルタイム起用されたのはまず第一歩という感じ。ここからだね。
蓮之くんも適正としてはアンカーやインサイドハーフだと思うけれど、中央でプレーさせるにはまだ少し不安はあるかなあ。視野の広さもだけれど、不用意なファールが多い選手は心臓部分では起用しにくい。
それでも、年代別代表に選ばれるポテンシャルをチームは大いに買っているはず。活躍によってはもしかしたらオーバーエイジだってあるかもしれない。貪欲にどんどん試合に絡んで行ってほしいです。

20.知念
決勝点は知念らしいというか、強さとスピードがあってここしかないというコースに打ってくれたので素晴らしかったです。その前の瀬古くんのパスも悠さまのスルーもよかったけれど。欲を言えばもう少しチャンスはあったので、あと1点、2点獲れていればなおよかったかな。
昨シーズン終盤から知念を積極的に起用しているなとは思っていたけれど、ACLでもかなり序列を上げて起用されていたなという印象でした。知念って鹿島の絢世系タイプのストライカーだよね。ダミアンと悠さまのハイブリットというか。
もっとできると思っているし、もっとできてくれないと困るなとも思っている。しれっと大聖や太陽くんにポジション奪われるようじゃ期待外れと言わざるを得ないぜ。自分の悔しい気持ちは自分で晴らしてくれよな。まずはリーグ戦での爆発を期待。

前回、立ちはだかる壁をまずは上るところからなんて言っていたけれど、どうやって上るとか考えていたらいつまで経っても越えられないんじゃないかって気がしてきました。
何度ズタボロになっても正面からぶつかり続けるしかないんじゃないかな。何人も何人もぶつかり続けた壁が、積み重ねてきたダメージから崩れる日まで。それがいつになるかわからないけれど、何度でもトライするしかないんだ。
大丈夫。私たちはまだまだ待てる。自分たちが見届けてきた日々が、無駄なものじゃないってことは、多分誰より私たちが知っているし、信じられるものだと思う。

3.今後の展望

ACLは敗退となりましたが、くよくよしている暇はありません。帰ってきて早々にもうリーグ戦、7日にアウェイで清水戦です。隔離期間があるので、また千葉かどこかで練習してそのまま向かう感じかしらね。日数はあるからそこまで選手は変えないかなと思うけれど。
ACLを戦っている間に鹿島に順位を抜かれ2位。とはいえ、鹿島との差は引き分けひとつ分、勝点で言えば2です。まだまだ射程圏内。こうなったら国内タイトル全部獲る気持ちで戦うしかないですね。
リバウンドメンタリティとはよく言ったものですが、悔しさを悔しいままで終わらせないのが今のこのチームだと思います。強くなりたいって思い続けけて戦い続けて優勝できたんだ。ACLだってきっと同じだ。

私たちが信じて応援しないでどうするんだ。そういう気持ちで、ACLのトロフィーを掲げる日を待ちながら応援し続けたいと思います。

試合結果
--☆-☆-☆-☆-☆--
川崎F vs 広州
1-0
得点者

14' 知念 慶
--☆-☆-☆-☆-☆--

たった1点、されど1点。この重さは彼らが一番知っている。



いいなと思ったら応援しよう!

葉月りょう
気が向いたら是非ポチりしてね\(゚∀゚)/ サポートいただいた分は地道に貯金して何かに使います(使い道考え中)。

この記事が参加している募集