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易学者でも歴史学者でもない一般人が思う、風の時代、という言葉

土の時代が終わって、風の時代がやってくるという。

スピリチュアルは個人的には好きだけど、
「信じる人はすごく信じるし、信じない人は1mmも信じない。」
というのは前提です。

2019年末から2020年の年始の雑誌やコラム・占い特集のほぼ全てと思われる場所で、数多くの人々が言っていました。新しい時代がやってくる。

正確には変わり目は12/22なんだそうで、もーすぐですね。
200年に1度の転換期とのことです。
200年前に何が起こったかっていうと『産業革命』だそうですよ。

明治維新なみの事が起こるわけですよね。置いてかれたくないよねー。
気付かなかったら置いてかれるよねー。サムライ側にいたくないわぁ…。

『風の時代』って何なんですかね。
『土(地)の時代』が地に足がついた感じはわかる。
物質の時代ってこと。過ごしてきましたしね、なんか、何となく分かるね。
(ちなみに風と土以外は、「4エレメンツ」で火と水だと思います。金が入った「五行」の方だったら地じゃなくて木が入ってるはず…)

で、今の自分のクライアントたちにもそれを話してみて、ご意見を伺ってみたりします。
私はめちゃくちゃ信じてるけど笑、もう少し軽い話としてアイスブレイクや閑話休題に使っています。


土の時代は物質の時代。
学術的なことや歴史に詳しくはありませんけれども、簡単に言うとこういうことでしょ?って言うのがコチラ。

皆が持っている物を、皆と同じように持ちたいと思う時代。
雇われるという概念が当たり前化して、中流階級がうまれ、中流階級が幸福に生きやすく導かれてきた時代。

冷蔵庫がほしくて、洗濯機がほしくて、掃除機がほしくて、テレビがほしくて、カラーテレビがほしくて笑、電話が欲しくて、ワープロがほしい時代。

広報告知(広告)という概念が立派なお仕事にまでなる時代。物流というお仕事がインフラと化した時代。家内制手工業で届かないはずの場所へ物を届けられるから。『流行を”しかける”』ことができる時代。

家内制手工業から工場制手工業の時代がやってきて、『雇われて働く』という働き方が定着した時代。『どこかに就職したい』と必死になった時代。

確かに、
雇われて働く=でっち奉公だとか、
雇われる以外に働き方が無い=おうちに事業がない=奴隷(そこまで言わないにしても、身分が低い)。
…みたいな時代もあったのか~あったんだよなぁ、と考えると、
『就職氷河期』って言葉がものすごく浮いて感じますね。
就職しなきゃ!就職できないとツライ!社会に居場所がない!ってやつ。
言われてみれば確かに、物質が豊かで、雇われて働く我々が1人1軒おうちを持てる今の時代だからこその考え方ですよね。


風の時代は情報の時代、だとのことです。

だから、パソコンができてインターネットができて、携帯電話ができて、検索ポータルができて、スマホができて、
1人1台、手のひらに情報ツールを持っている今この時代は、風の時代の助走を走ってきたということですよね。

”流行り”って言葉がちょっと薄れるというか、無くなるかもしれませんね。
選ぶ時代。
「みんなが持ってるから」以外の理由で持ち物や生き方を選ぶ時代。

情報強者にならないと生きていけないし、
「不安定」に強くならないと生きていけないし、
「やってみないと分からない」に踏み出せないと生きていけないんだろうと思うし、
収入源がインフラ化してるとか、収入源が「自分」じゃないとダメな気がする。

ちょうど前々回のエントリーで転職の事を書きましたが、
そもそも、雇われての広告屋さん稼業はそろそろお店じまいかもしれません。
いや広告そのものはむしろ重要なモノになっていくんでしょうけど、
人に頼む=頼まれた方がお金をもらえる仕事ではなくなるかも。
コンサル的に人にノウハウを教えるのは仕事にできても、
広告そのものは個人の発信力がモノを言う時代になると思う。


日本人つー民族は風に舞って滅びるかもしれませんよね…少子化すぎて。
滅びないまでも、国としては消滅して少数民族化するとか。

人生100年時代で自分が100歳まで生きるとしたら、
個人的には1980年代に生まれて2080年代で死ぬわけで、
土の時代に大人になったけど、風の時代を生きる方が長いわけですよね。

私は未来を見据えるより、過去を眺めてふむふむ。と検討する方が得意なんですけれど。ついていきたいですねー。

1年後に振返ったらどう見えるんだろか、このエントリー。
2020年はパンデミックが起こって、2019年の年末に考えていたことは全て吹っ飛んだ1年でしたが、
ここから先はこんな風に「思ってたんと違う」と思いながら
駆け抜けて駆け抜けて、そのスピード感が”これ普通か?年のせいか?”と思うのかもしれません。


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