【限定無料公開】 30ヶ月でビビり大学生が初めて母に逆らって受験失敗するまでの主役の話 その54
Day54
今日はお客さんでめっちゃワイン飲む、陽気な人たちが来た。
仕事の人たちと来てたみたいで、若い男の人もいたし、おじさんもおばさんもいたけど、みんな分け隔て無く話してて、すごく盛り上がっていた。
楽しそうな雰囲気があって、そういう職場は素敵だなと思った。
向こうから話しかけてくるし、話終わらないから、話の切り方の練習になった。話しかけたり、話を盛り上げることはできるようになったけど、まだまだ話の終わらせ方の練習が必要。
プライベートの方は、転部を決めてこれから忙しくなるから、環境を整えることも必要だと思って、それも含めて計画を立てた。
忙しくなるとまず食事を手を抜くから、そこは気を付ける。体力落ちたりして体調崩したら意味ないから、いつも以上に自分に敏感になる。
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今日は久しぶりに友達と飲んだ。
ずっと1人で遊ぶばかりで人と遊ぶことをしてなかったし、仲の良い友達と久しぶりに食べて飲んでしゃべって笑って、めっちゃ楽しかった。
1人クズなやつがいて、いろいろやらかして、学科長に目つけられて、留年の危機に陥ってる。話聞く分には他人事だから正直おもしろい。あ、ブラック結麻が・・・笑
まあ自分が何かしてあげられるわけでもないことだから、応援はしようと思った。
自分は面白いこと言えるわけでも、なんでもないけど、会話の練習としてちょいちょいしゃべるようにしたし、あとは注文とかグラスとか気を回した。これは良い奴と思ってもらいたいとかじゃなくて、大切な仲間だからっていう思いからやってた。
仲が良ければ関心も持つようになる。
仲間は大事にしようと改めて思った。
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今日は金曜日ということもあって、お客さんがたくさん来たし、飲み放題でオリジナルカクテルがいっぱい入ったから、作業ばかりになってしまった。
その中でもどうやったら効率よくできるかとか、どのお客さんから出した方がいいかとか、頭で考えてやってた。
まだ人に頼むのが苦手だから、たかくんにももっと的確に頼むことができるようになったら、お互い楽だと思った。
だから、人に頼る練習もしていく。タイミングとか、言葉とか。
たかくんの彼女さんと友達はすごく元気で、めっちゃしゃべってた。私の大学では出会わないような人たちだった。
たかくんから聞いてた、友達さんの男関係のことは聞き出せなかったけど、2人の会話を聞いていたり、私にも彼氏いないのと聞いてきたりと、すごく恋愛話が好きで、こんな人もいるんだなという学びになった。
最近バタバタしてて、ガルシアでの出勤も、自分のやりたいことも、日々の学びも、中途半端になってきてるから、一旦整理しないとこのままだとこける。
明日明後日、時間をそれに当てる。
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昨日今日と考えたことは転部のことだからまとめるけど、決めきれなくて時間がかかってしまった。
本当に転部したいのか、転部してどうしたいのか、ちゃんと考えたつもりだったけど、考えられていなかった。
というか理由が薄っぺらい。
転部したい一番の理由は、私の学部の「環境が嫌だ」から。
それ以外には、転部したい学部に行った方が、就職したあとにちょっとは有利になるんじゃないかとか、就活するにはこの地の方が便利とか思った。
でも、大学はあくまでも学問やるところだし、うちの大学は特にその考えが強い。理系だったら大学院に行く人が多いくらい。
そんな中、こんな理由の人間、私の学部の教授も…部先の学部の教授も、逃げとしか思わないだろうし、実際にそうだなと思った。
あと、試験受ければちょっとは成長できるかとも思ったけど、ガルシアでやれるし、試験のための時間やお金は別のことに投資した方がいいのではないかと思った。
織真さんには、私のストレングスファインダーとか、いろいろ見るに、変化への適応性はあるから、どこでも生きていける。だから見方を変えて、おもしろいことないか考えてみてもいいんじゃないかとも言われた。
確かにネガティブにしか考えてなかった。
私の学科はずっと研究室に閉じこもってるらしいし。
でも、物事をポジティブに捉えて面白くするのも、ネガティブに考えてつまんなくするのも、自分の考え方次第だから、どうせやるんなら、人生でもう絶対できないような経験ができるとか思って、ポジティブにすればいいかと思った。
転部先の学部が求める学生像と自分の意志が一致するのかが大事だけど、今の自分の気持ちじゃ一致しない。
試験勉強やってみるのも負荷かけていいかと思ったけど、それよりももっと自分磨きでやった方がいいことなんていっぱいある。
それで、私の学部の中で逃げずにやってみるのも一つかと思った。
あっち行ったりこっち行ったり。
自分の人生なんだけど、自分で決められてないな。
選択肢がたくさんあるのは幸せなんだけど、今まで人生が大きく変わる決断の時にはお母さんに決めてもらっていたから、決められない。
怖い。
でも決めたらその選択にして良かったと思えるようにすることが大事なんだと思うけど。
一通り考えたけど、ぐちゃぐちゃ。
今はやっぱり転部試験やめようと思ってる。
でも、これはこれで望みが低いことからの逃げなのか?とか思って自信ない。
織真さんに話聞いてもらう。
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①転部について
転部試験は受けないことにした。
理由は、やりたいことがあるわけではなく、私の学部からの逃げであるから。それに、文系就職をするのは別に転部先の学部じゃなきゃできないわけではなく今の学部でもできるし、自分がやりたいことなら、多少不便でも、理系であることに突っ込まれても、自分の意志だと言って、やればいい。
せっかく今の学部にいるなら、そこでしか学べない専門をしっかりやって、自分の武器にする。
自分のやりたい・なりたいに今の学部での勉強をくっつける。
言ったことによって、自分の気持ちがはっきりして整理できた。それに、みんなの前で言ったことで、言ったからにはやるぞと前向きになれた。
アウトプット大事。言うって大事。
②何のためにガルシアで働くのか
母から自立し、自分の人生を自分で作るため。
いつか母と向き合ったときに、自分の意志をはっきり伝えられるようになる。
それに、大学の勉強では得られない人間力を付けて、自分のやりたいことが決まったときに、そこに行くための力を付ける。
2Qも始まった。1Qは人の出入りが激しく、自分の選手としての力がまだまだ足りないため、他の人も見つつ結果を出すことができなかった。
プロとして自分の力を付けるためにも、また新しい子が入ってくるときのためにも、選手としての自分を監督の自分でコントロールしてやったる!
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今日は久しぶりに早起きして、朝ご飯もしっかり食べた。
一日のスタートがいいと気持ちいいし、モチベーションも上がる。
朝ご飯もいつも抜きがちだったけど、ちゃんとやればできるじゃんと思えた。
ただ、久しぶりの早起きは案外疲れたらしく、一日の終わりには眠かった苦笑
でも、それでまたしっかり寝られるから、また明日もいいスタートが切れる。
いいサイクルができるんだとわかったから、これを続けようと思う。
あとは、早速今の学部の見方を変えようと思って、面白いと思う部分がないか考えながら授業を聞いてた。
でも今日の授業が物理の授業で、物理が苦手な私にはどうしても面白みを感じられなかった。
ただ、この教授は大学の教授の中でもわかりやすく説明してくれる人だなとか、好きなことを話してるから教授は楽しそうだなとか、観察してた。
人の顔色見て生きてきたから、人間観察は得意な方だと思うし、無意識のうちにやってる。それにブラックなことを考えながらするのが楽しい笑
ただ、観察するからには、何か勉強になるようなことを見つけるようにする。
私以外にも、仲いい友達はみんな物理苦手だから、テストに向けて頑張ろうと結束は強まったと思う。
特殊な学部を選ぶくらいの人たちがから、面白い人もいると思うし、これからの2年半を一緒に過ごす人たちだから、友達を大切にしたい。
今仲いい子たち以外とも交流を持つようにしていく。
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