【限定無料公開】 ３０ヶ月でビビり大学生が初めて母に逆らって受験失敗するまでの主役の話　その２７

Day27

今日は研修だった。
「自分の幸せとは何か、自分にとって大事なものは何か」を一回ちゃんと考えた方がいいということ。
日々やらなきゃいけないこと=MUSTに追われていると、自分にとって大事なもの=WILLを見失ってしまう。
だけど、その二頭を追わなければ二頭を得ることはできない。
最近の自分は、大学での勉強に追われ、自分磨きをできていなかった。

自分の幸せを形作るものの順位を明確に持っておかないと、日々の選択の中で冷静に判断できず、後悔することになってしまう。
そうならないためにも、まずちょっと考えてみた。

1番は「自分」、2番は「家族」、3番は「友達」。
その後が決まらないけど、これで本当に幸せと言えるかと聞かれると、うんとも言えない…。
この3つは親元を離れて、ガルシアに入ったからこそ気づけたし、とりあえずこれらは大事にしたいと思う。

あと、今はまだたくさんの経験をすることで学ぶことを増やしている状態だけど、やっぱり時間が限られる。
だから、たくさん経験しなくても、少ない経験から多くの学びを得られる人間になりたいと思った。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

今日は昨日のミーティングで仕切り直したので、まずは二頭を追うということで、mustの面ではテスト勉強をして、willの面では日記と自炊をやれるだけやった。

物事を一度やめると、その分またやり出すのに大きなエネルギーが必要となるから、何にしてもコツコツと続けることが大切なんだと身にしみてわかった。
継続は力なりとはよく言うけど、自分はうさぎで、一旦思いっきり前に進むと、次は寝出すから、危険。
人との勝敗がつかないものは特にそうだ。
だから、今一度自分のできないことの「継続」にチャレンジしたい。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

明日また雪が降るらしいから、たぶん最後になるかなと思い、久しぶりにランニングをした。
久しぶりすぎて走るスピードは遅いし、膝は痛くなるしで、20分間やると決めたけど、走っている間何度もやめたくなった。
だけど、「これは自分との約束。ここでやめたって誰にも知られることはないけど、何より自分が嫌な思いをするし、かっこよくない。走り終わってよくやった！と思いたい」と戒めながらやった(笑)

自分にとってランニングをする目的は、外見を良くすることだけど、そういった美の部分って、他人と比べることよりも、自分軸を強く持った方がいいのかなと思った。
その方が、自分の変化を楽しめるし、モチベーションを保つことができるのかなと思う。
雪が降ったら走れないので、また別の方法でトレーニングしていきたい。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

今日は友達と一緒に映画を観に行った。
実は私はこの友達が苦手。
誘われた時うまくかわせなくて、正直に空いている時間を伝えて行くことになった。

そもそもなんでこの人のこと苦手なのかなと思って考えてみたら、この人の「いつも自分は他の人より上でいたい」「自分は他の人と違うんで」という感じを言葉の中によく出してくるところが嫌だと思った。
たぶん本人のその部分に同意しないと、向こうは気分が悪くなるだろうからと、毎回褒めるのも疲れる。

私にもそういった、人より上でいたいという部分があるから、こうならないように気をつけようと学ばせてもらった。
この人はラクロス部の人だけど、ラクロス部でも嫌われているのをよく聞く。
この子は気づいてないのだろうか。
今度、自分のためにも、違うラクロス部の友達にどんな部分が嫌なのか聞いてみたい。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

今日は貸切。
11月最終日と言うことで、今ある借金を30万に抑えられるよう、事前にたかくんからアドバイスをもらい、よしくんとも打ち合わせをして臨んだ。
病院の人たちだから、プライドの高い人の集まりだろうとよしくんに言われ、私みたいなやつがいっぱい来る！自分がひろタイプだからこそ、ひろタイプが苦手だけど、ここは練習だ！と気合いを入れた。

ホールに料理を出しに行けないほど、ほぼドリンカーをやっていた。
よしくんにサポートしてもらいながら、ドリンクを作りながらでもお客さんと会話したり、効率よくさばくことを考えながらやることができた。

ただ、幹事さんに飲み放題時間が短いとごねられてしまい、よしくんが対応してくれて、名刺の割引で落ち着いてもらった。
そこはちゃんと事前に飲み放題のシステムを納得してもらうべきだったなとは思ったけど、遅れてくる人がいたのは向こうの問題でそこも絡んで今回ごねられてしまったので、私たちばかりが悪いわけではなかったなと思った。
結果的には、飲み放題延長を遅れずに来た人たちの分だけは取ることで、借金を抑えに行くことができた。
勝ち方はかっこよくないけど、まずは勝たなければ。

打ち合わせ通りプライドの塊だったけど対応することができたし、社会の一例を見れたのでよかった。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

もう12月！早い！
12月初日は、新渡戸カレッジのゼミがあり、前回のグループミーティングから、さらに内容を深めていき、発表ができるまで持って行った。

グループの中に、なかなかすごいやつがいた。
はじめに「俺、役に立つよ。できるから」と言ってきて、びっくりした。
たしかに議論を進めていく中で、その人が指摘した疑問点は自分にはないし、すごいなと思った。

だけど、みんなで話している間、調べ物でもしてるのかずっとパソコンをいじっていて、人の話を聞いてるのかわからないし、発言もしない。発言するのはちょっと議論が落ち着いたときで、しかももう済んだ話題について言ってくるから、なんだこいつと思ってしまった。
ただ、話を聞いてないわけじゃないとわかったので、そこからはもうこっちから話題をふって、発言を促した。

自分もガルシアでのミーティングとかで発言できないというのはやってるなと思い、今回グループの中で発言しない人がいることは周りはどう思うかがわかったので、それもふまえてこれからはもっと発言していこうと思った。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

今日は、たくさんの今を生きてる例を見た。

まず、隣の部屋が昨日の夜11時くらいからずっとどんちゃん騒ぎしてて、うちのマンションは壁が薄いから会話まで聞こえてしまって、私は全然眠れなかった(笑)

次に、テスト勉強のために大学の図書館に行ったらラクロス部の友達に会って、今日ラクロス部は午前中に部でレクをして、午後からミーティング、夜は飲み会と言っていた。
1日ラクロスで潰れる〜と苦笑いしていた。

最後に、食料品の買い物に行く途中に会った友達が、今度発売されるスマブラの予約をしにわざわざ歩いて行って来たと言ってて、ゲームにそこまでするのか！と驚いた。

最近の自分を振り返ると、そういえば友達とワイワイ騒いだり、飲み会に参加したり(私は飲まないけど)、ひたすらゲームしたりなど、大学生らしい今を生きるようなことをやっていなかったなと気づいた。
反対に、一人でいることが楽で、休日も一人で過ごすことが多く、大学でもあまり友達と会話してなかった。

自分は高校までまともに遊ぶことをしてこなかったから、経験値を増やすためにもやろうと思っていたけど、実はできていなかったんだなと思った。
遊びに関して意識してやってたけど、まだまだ無意識でできるほどにはなっていなかった…。
会話の練習や人のタイプの見極めのためにも、また遊ぶことを意識してやろう。
ただし、今を生きることに溺れないように気をつける。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

今日はガルシアで研修だった。
たかくんと二人だったので、今一度、成長とは何か、今の日本で社会人として活躍するにはということを教えてもらった。

成長するには、今の自分よりレベルの高い人がしていることや、できないことやったことないことをやる。
そのときに、120％の力で届くか届かないかくらいの目標を設定する。

今の日本で社会で活躍するには、学歴と人間力が必要。
学歴は、今の自分はそれなりのものを持っている。
だけど、今のままではそれなりの会社に就職して、それなりに仕事して、まあまあ幸せみたいな人生しか見えない。

今までもそんな感じだった。
だから、これから自分は人間力を上げることで、それなりをやめて、社会で活躍して、幸せになりたい。

まずは、明日から付き合う人を変えようと思う。
今付き合っている友人や周りにいる人が、ほとんど今を生きている人たちだから。
できるかできないかじゃない、やるかやらないかだ！！

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー

今日はさっそく、付き合う人を変えるために行動した。

織真さんが日曜日に参加したというTEDxについて調べたら、同じクラスの子が運営に関わっていたことがわかったので、その子にTEDxについてをメインに話しかけてみた。
その子が言うには、TEDxはサークル活動のうちの一つであるらしく、自分たちで、イベントに出す食事の材料を提供してもらえるよう農家の人に頼んだり、企業の人にお金を出してもらえるよう掛け合ったりしているらしい。
その活動を少し見ることができないか、一緒に活動している人たちに会えないか聞いてみたら、先輩に聞いてみると言ってもらえた。
まだいつ会えるかとかは決まってないけど、とりあえず行動してよかった！

他には、いきなり大きく付き合う人を変えることはできないので、今周りにいる人たちに今を生きるだけじゃない、レベルの高い人がいないかもう一度見てみようと思って会話した。
行きたい学部に行くために勉強を頑張っている人、彼女がどうしてもほしくて女の子とのLINEに一喜一憂している人、部活に一生懸命の人、などがいた。
んー、やっぱり、こいつすごい！と思える人はいなかった。
でも、今を生きる人からも学ぶことはあるから、これからはほどよく付き合っていこうと思う。