中小企業の人材活用事例集 7 - 株式会社エスケー精工さま
中小企業庁が出している事例集 (正式名:中小企業・小規模事業者の人材活用事例集)に掲載されている全50社レビュー
7本目は、長野県の株式会社エスケー精工さまです。トップ画像はHPからお借りしました
全てはインターネットでの情報に基づく、著者の分析、見解であり、エスケー精工さまへのインタビューに基づく内容ではありませんのでご了承ください
まとめ
女性社員による金属加工
エスケー精工さんは、長野県上田市の金属加工業の会社です。
金属加工とは、アルミなどの金属の塊を、マシニングとか旋盤とか(全然知らないのですが)、そういう機械で削ったりして部品をつくる会社
こちらのエスケー精工さん写真をご覧ください
あれ???って思いませんか?
ピンク!
なんと10名の女性が、しかも現場で働いているようです
ちなみに、金属加工、大田区で画像検索したら、こんな感じ
99.9%の人はこっちをイメージするはずでは?
油まみれの男性職人による職場
こんなイメージを、金属加工業にもっていませんか?
私の偏見が入ったバイアスなのか、エスケー精工さんが例外的に女性社員の方が多いのかはわからないのですが、エスケー精工さんに女性が多いことは事実です
この記事を読んで、なぜか?がよくわかりました。
#4の記事、ヴァレイさんと非常に似てると思いました!
まだまだ世の中には、働きたいんだけど、子育てなどの制約があって、フルタイムでは働けないんだけど、、、という方がとても多いのでしょう
働ける環境を整えることで、地元に雇用を生み出し、価値を届けています
内作と外注
内作と外注、英語でかっこよく言えば、インハウスとアウトソースとか、いろんな言い方ありますが、エスケー精工さんも、自分たちでやること、他社と一緒にやること、他社へ依頼すること、など使い分けておられます
内作:製造・職人さんの養成・事務、これは内作をされています。特に技術面は力を入れ、新しい機械(5軸)を積極的に導入するなど、他社との差別化をはかっています
外注:自分たちでできないこと、例えばISOの認証は商工会にも相談し、専門家と相談したり、依頼したりして、ISO9001, ISO14001を取得されました
営業:自前で営業担当者はかかえていません。その代わりに、展示会を利用し、年に7-8回は社長を筆頭に参加され、積極的にコミュニケーションをとっているようです
これって、もうオープンイノベーションに近いのでは?見事としかいいようがありません
どうなった?
しれっと書いてますけど、すごくないですか?
特に、事業承継の依頼がくるってことは、エスケー精工さんの技術力のみならず、従業員一人一人の力、社長の人間性、そして組織文化として経営理念が従業員一人一人に浸透し、至る所で行動にあらわれているのではないでしょうか
いやはや、全部推測なのですが、きっと素晴らしい会社だと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考資料
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