私が生きる理由
Twitterのプロフィールに記載の「大切な人」とは、両親のことです。私は、病気をする前は、両親は相談相手ではあっても、日常生活を送るのに必要不可欠な存在ではありませんでした。病気してからは、両親なしに生きて行くことは非常に困難になりました。だから、私が大事にしたいのは両親であり、両親にたくさん恩返しがしたいです。
以前、自死してはいけないことはないという記事を書きました。そこで挙げた例の人は、両親が自宅では生活できない方で、両親不在ともいうべく状態で、親と気楽に話せないことをひたすらさみしがってもおられました。親以外に頼れる人もおらず、かわいそうでしかありませんでした。その他にも色々な条件が重なっておられる方であり、だからこそ、自死しても仕方ないし、自死してもよいのだと書きました。
私は、友達にも先輩後輩にも恵まれて、医療関係者で信頼できる人もいます。Twitterでお見かけする方にも、大変力を頂いています。仕事でも、指名を頂くほどで、本当に感謝しています。それであっても、両親なしに生きて行く勇気は、今はありません。若くして両親を亡くされても、その後、伴侶に巡り逢えたり、子どもに存在意義を与えられている方もいます。もちろん、おひとりの身で、懸命に生きておられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、私は、両親のいない世界を考えられません。大学の同級生がお母様を亡くされた時、立派に社会に貢献されている男性が、ここまで胸を痛めて、仕事が終わった帰りの道で、月夜を見上げて、涙をこらえるのかと、私も本当に心が痛かったです。だから、私が、両親なしに生きることができるかは、分かりません。今これからの私の歩み次第になります。
有り難いことに、片平優さんという方にTwitterで出会い、片平さんのツイートを拝見して思ったのは、片平さんのように、生きる目的の確認や自分のルールを確立して行くことの大事さが身をもって分かるがゆえに、片平さんがオススメの、その指針となる『7つの習慣』を参考にしてみようということです。
今は、両親がいなくなることは想像できませんし、想像したくもないですが、いつか、老後が訪れた時、ひとりであっても、自然に死を迎えられるように、今これからを頑張りたいです。そして、両親に恩返しすることが、一番の私の目標であり夢です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?