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日本に鍛えられた日本人は世界で競争力を発揮できる。日本の素晴らしさは世界を更に豊かにできる



グローバル企業の日本法人から米国本社へ転籍、米国永住をした私の確信です。

海外経験のある方にはご納得頂ける方も多いかと思いますが、一方で日本で生まれ育ち、海外との接点が少ない方には恐らく実感があまり無いかもしれません。 ただ、客観的な根拠として、日本は今でも世界第3位の経済大国です。第二次世界大戦の敗戦国にも関わらず、一時はアメリカを脅かす経済大国になると恐れられた事もある国です。196ある世界の国々の中では上位1.5%に入る超絶優等生で、他の殆どの国々とは比較にならない程に豊かで安全な国を作り維持しています。 他にもノーベル賞受賞者数、オリンピック・メダルの数、World Cupでの戦歴、世界シェアNo1の製品 などなど、多様な国際的な基準で競争力を発揮している客観的な事実が数多くあります。

また、海外で生活を経験すると、日本社会で当たり前の事 (警官に殺される人が居ない、暴動がない、子供から目を離しても誘拐されない、小学生が一人で安心して外出できる、落とした財布も届けられる、酔っ払って道で寝ていても危害を加えられない、深夜まで女性一人でも安心して出歩ける、深夜でも電車で安全に帰宅できる、保険が無くても医療が受けられる、生活保護により最低限の生活は確保できる、美しい街、安心、安全、規律、容易に壊れない商品、心のこもったサービス、一手間も二手間も加わった料理 などなど)は、海外では貴重で容易には手に入りません。日本の多くの当たり前は、世界的な基準ではとても貴重で、日本社会の多くの物には国際競争力があると強く実感します。

人は自分が知らない事、自分が経験していない事は、本来より難しいと考えがちです。小学生の時に、中学生の勉強が出来るとは想像できなかったと思います。自転車に乗れる事も、実際に乗れるようになるまでは、とても大変な事だと思っていたはずです。 そして、あなたが今得意にしている様々な事も、経験の無い人にとっては、とても難しい事だと認識されると思います。日本の競争力についての理解も、客観的に日本の競争力を認識できる環境にいない事による思い込みでしかありません。

私はフル・マラソンを8回完走しました。
1年間の予定でシカゴに赴任した際、貴重な時間を最大限活かす為に『誘われたら断らない(先着順)』を自分との約束事に決めたのですが、会社のHappy Hourでマラソン・マニアの英国人と友達になり、シカゴにいるなら国際メジャーの一つであるシカゴ・マラソンを走るべきと誘われた事が切っ掛けです。
中学の長距離走では、最初だけ調子に乗って先頭集団について飛ばして、直ぐに疲れ果て終わればブービーだったとの経験を持つ私にとって、、、好きなテニスの訓練の為に決意した3kmのジョギングが3日も続かなかった私にとって、、、毎晩お酒に呑まれる生活を当たり前にしていた私にとって、、、フル・マラソンは走りたいと一瞬も考えた事のない、そして到底出来るとも思わない、限られたアスリートの為の異次元の世界の話でした。 

数日悩みましたが、最低限『誘われたら断らない(先着順)』は守ろうと、完走を目標とするのでなく、参加する事に意義があると言い聞かせて無理矢理申込みました。そして、結果的には途中歩いたものの無事ゴールに辿り着き、大きな達成感を得て、その後、毎年一度フル・マラソンを走ると決めて8年間継続しました。

この経験から私が気づいたのは、「フル・マラソンを走った事が無い人が思うほど、フル・マラソンを走る事は大した事ではない。 (体の故障があるとか極度に太っているなどの身体的なハンデがない限り)ほぼ誰でもフル・マラソンは完走可能」という客観的な事実です。
走る事はストイックに自分を追い込む事、しんどい、辛い、一般人にはマラソンは無理との強い私の固定観念は大きな錯覚であり思い込みでした。 

フル・マラソンを完走するには、雑談ができるぐらいの心拍数を保てるとても遅いスピードをゆるゆると・ひたすら走ります。 その遅いペースのジョギングを科学的に証明されたプログラムに従い週に4回程を継続できれば、最初は1km - 3kmぐらいしか走り続けられなかったのが、数ヶ月すれば20kmぐらい当たり前に走り続けられ、少し無理すれば30kmほど走れるようになります。そして、そこまでくれば、レース当日には42.195kmを完遂する事ができるのです。

実際にやってみたら、知らなかった時に思ってた程大した事では無い。マラソンでの経験を「世界への挑戦」に言い換えても、同じ事が言えると思います。 つまり、、、「世界に挑戦した事が無い人が思うほど、世界で日本人が競争力を発揮する事は大した事ではない。 (日本という世界第三位の経済大国でストイックに鍛えられた日本人であれば、) 日本人が世界で競争力を発揮する事は十分可能」 なんです。

必要なのは私がフル・マラソンを走れるようになった様に、知らず知らず植え付けた出来る訳ないという思い込みを捨て、明確な目的を持ち、科学的に証明され実績・前例のあるアプローチに従い、途中で諦めないように支えてくれる家族・仲間・コーチと共に取り組む事です。

今、多くの人が、日本社会で自分が置かれている閉塞感から脱出する策を探しているように見えます。 強い同調圧力、多様性への不寛容さ、目的意識を見失った前例主義、リーダーシップがない事による低い生産性 などが日に日に増幅し、日本社会の生きづらさを感じます。そのような状況で、家族での海外生活、海外赴任、海外就職、に憧れているが、自分には出来るとは思えない。通用する仕事ができるのか、食べて行けるか不安、言葉も通用するのか、何をすれば実現できるかわからない、身近にロールモデルがいない、凡人には出来ると思えない、などの不安を抱えられている方も少なくないと思います。

そんな方々に私がお伝えしたい気づきは、僕にはフル・マラソンは無理と思い込んでいたのと同じで、、、あなたの全ての不安は思い込みでしかありません。」 認知科学の学びから断言できます。

前述したとおり日本人には世界的な競争力があり、本来持つ世界的な競争力、日本文化・日本人の素晴らしさを活かせていない事はとてもモッタイナイ事です。 また、日本に鍛えられた日本人にとって、「世界への挑戦」は現状を打破する有効な一つのオプションです。Global Challengerのすすめ コーチング・プログラムは、錯覚の固定観念や思い込みを捨て、明確な目的を持ち、科学的に証明された実績のある方法論・ステップに従い、私がコーチとなり、あなたがゴールに辿り着くまで伴走します。

https://global-challenger.com/

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