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【世界に挑戦した私の軌跡1】アメリカ本社への出向・転籍、アメリカ永住 : コネのお蔭

私の人生は本当に人との縁、コネクションに助けられた人生でした。 学生時代の漠然とした海外生活の夢を実現できたにも、多くの尊敬するメンターの方々とコネを作れて、鍛えて頂き、応援頂いたお蔭です。

メンターとして師事する樋口さんとの出会いは、担当するお客様のKey Manとして樋口さんが本社業務プロセス改革とIT双方を担当される常務としてご就任されたのがきっかけでした。
「過去のしがらみを捨て、是々非々で、長年に渡るパートナーシップの全面的な見直しを検討する。」とのお立場で、当時私が勤めていた会社にとって、また担当営業の私にとってとても厳しい方でした。(そしてお客様内部、部下の方々にとっても)

数百億円規模の失注もあり得るとの強烈なプレッシャーの中、樋口さんから多くの事を学び、鍛えて頂きました。 とても高いご要望・ご期待に真っ正面から取り組みました。日本だけで無くグローバルの力を結集して、お役に立てる事を無我夢中に探し取り組み続けた事を評価頂けたのかと自負しています。
「 何事も諦めず、思う事に突き進める素直さは、ご両親に愛されて育ったからだと思うから感謝すべきだ」と褒めて?頂いた事を覚えています。

仕事でもとてもお世話になりましたが、懇親会や国内外の出張にご一緒させて頂いた時には、私のキャリアについても色々ご相談に乗って頂きました。 私が海外への挑戦を望んでいる事を応援して下さり、深圳、上海、大連、アムステルダム、シカゴなどへの海外出張や、多くのグローバル案件に関わらせて頂く機会を頂きました。

そして、担当させて頂いて数年が経ったある日、元日本法人COOで当時米国本社上級役員との定例会議終了後の懇親会の場で、樋口さんから本社役員に「西原は我が社の為によく頑張ってくれた。 そろそろ次のキャリア・ステップのタイミングだ。西原をアメリカに連れて行って鍛えてやってはどうだ?」とお伝え頂いたのが、私の米国本社1年間の出向の切っ掛けでした。(因みに、樋口さんの言葉を英語に通訳したのは僕でしたw)

お客様のKey Manからの口添えは効果絶大です。後日その上級役員に個別に電話会議で相談した時には、彼の補佐として1年間本社に出向して、面倒を見て頂ける事が決まっていました。

漠然とした海外への憧れから外資系の日本法人に就職して13年、目的を見失わず、目的を実現する手段として日々の仕事に打ち込み、自らの成長に危機感を持ち、多くの方々に夢を相談して、多くの応援して頂ける方々に出会えたお蔭でした。

樋口さんには、今でも日本一時帰国のタイミングに定期的にお時間を頂いて近況報告の時間を頂いています。担当営業時代に教えて頂いたサラリーマンとして成功する心構え「ストレッチなゴールを設定して、そのゴールを超える成果を出す」は、残念ながらまだ実践出来たと思いません。ただ、その心構えにはコーチング理論と本質的な共通点を見つけます。 

クライアントが心の底から願う主体的なストレッチなゴールを見つける事に役立ち、ゴールを超える成果を出せると自分を信じきる事を応援し、笑顔で支え伴走するコーチでありたいと思います。



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