小貫怜央 Leo Onuki 車椅子ソフトボール選手
活動内容車椅子ソフトボール選手、監督 東京レジェンドフェローズ所属 日本車椅子ソフトボール協会 広報担当 日本車椅子ソフトボール協会関東支部 副理事長 車いすバスケットボール選手 川崎WSC所属 車椅子ハンドボール選手 Knockü SC所属 慶應義塾大学女子ソフトボール部コーチ 慶應義塾中等部女子ソフトボール部コーチ 略歴1998年5月30日:東京に生まれる 2016年9月:高校在学中に車椅子ソフトボールに出会う 2017年10月:車椅子ソフトボール日本代表に初選出
「キャラクターメーカー」大学の授業の中で大塚英志さんの『キャラクターメーカー 6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」』という本を読んだことがある.その本の中に,「聖痕」に関する項がある. キャラクターは聖痕,スティグマを持つことで魅力的になるというものだ. 障害者と呼ばれる人たちは、おそらく何かしらの聖痕を抱えていると言える.障害を持つ人は大きく2つに分けることができる.一つは生まれながらにして障害を持っている人、もう一つは産まれた後、何かしらの出来事によって障害を
3冊の本を読んだ. 「マッキンゼー流 入社1年目 問題解決の教科書」 「マッキンゼー流 入社1年目 ロジカルシンキングの教科書」 「イシューからはじめよ」 上2冊は大嶋祥誉さんという方の,そして最後の一冊は(自分が卒業単位にもならないのにわざわざ履修しているSFCの)安宅和人先生の本だ.お二方ともマッキンゼーで働かれた経験がおありだ. 問題解決や知的生産に関して書かれているこの3冊を読んで自分がどういうことを感じたのかをまとめておきたい.ただこの3冊を読んだからとい
大きく状況が変わった.変わり続けている. 4人しかいなかった部員が,試合ができる人数にまで増えたこと. 緊急事態宣言により,春リーグが延期したこと. さまざまな要因に影響されながら,練習を続けなければならない状況下にいる. 部員が増えたこと.とても良いことに聞こえるが,これは不安要素にもなり得る.少人数での練習で冬を越えた3年生は,10人を越える「チーム」の動かし方をまだ知らない.練習中,そしてその練習メニューに本人たちの「焦り」が垣間見える.彼女らがこれから様々な問
また打ちっぱなしに行ってきました.前回感じたことを習得することと,新しい要素を探すことが目的です.前回は軽いスイングで,クラブの重みを感じながらの練習でしたが,今回からはスイングのスピードをあげて練習していきました. まず前回同様ドライバーのみの練習でした.この意味合いとしては,おそらくゴルフクラブの中で一番長くコントロールが難しいと予想しています.野球の練習で長いバットを使ったり,ノックバットのコントロールが難しかったりすることから,長いものをコントロールできるようになっ
この度,茨城アストロプラネッツ車いすソフトボールチームとプロ契約し,選手兼任監督に就任しました,小貫怜央です. 昨シーズンまでは東京レジェンドフェローズというチームでプレーしており,選手兼任監督としての契約期間は今シーズン限りということで,短い期間でこのチームを強くしていくことが私のミッションとなっています. やらなきゃいけないことプロスポーツの世界において,短い期間で結果を出さなければ首を切られるということは当然あることなのでしょうが(Amazon Prime Vide
メンタルコーチングを始めた. 対象は大学生女子の部員と男子コーチの5名. ここに書くのはどういう話があったとか,そういう具体的なことではなくて,自分のコーチングスキルに関することだ. 彼女らの練習に参加したり,技術的指導をしたりということは何年か前(頻度が特に多くなったのは昨年夏頃)からである.その中で自分の立ち位置も探り探りやってきた部分はあり,いわゆる「指導者」という立場でいないようにしてきた.ただ今の2年生(新3年生)の代になって,人数も少なく,彼女らの「ソフトボ
「これからの市民活動同士のつながりを考えてみよう」というNPO,市民活動のための講座に参加してきました.色々と面白いお話は聞けたのですが,登壇者である西川正さんからこちらの本をご紹介いただきました. 脱・筋トレ思考 フィールドでの練習ができない中,それなりに筋トレを中心に行っている現在の自分にとって衝撃的なタイトルですが,「そういうことではない」ということは読めばすぐにわかるようになっています. まだ第1章しか読んでいないですが,自分も読みながら色々と思うところがあるの
私はダスキン障害者リーダー育成基金第40期研修生です.この第40期生は各派遣先へ2020年度に出発する予定でした.またそれに先立って事前研修会や壮行会も開かれる予定でしたが,全て延期となっていました.現在はオンラインで研修会を行い準備をしている状態です.先日行われた研修の中に自分が非常に考えさせられたので,今回はそれについて述べていこうと思います.(https://www.ainowa.jp/) 自分は中学3年生の時に,左膝に骨肉腫を煩い,手術で人工関節に置換したことで障害
小学1年生から中学3年生まで野球に打ち込み,高校3年生からは脚の障害があることから車椅子ソフトボールをはじめ,その繋がりで車いすバスケットボールもやらせてもらっている自分ですが,複数の競技に取り組む中で自分の強さはなんだろうかとたまに考えます.高校3年生の頃からは中学女子ソフトボールのコーチや大学でも女子ソフトボールの指導をするようになったことから,指導者目線でものを考えられるようになったことは自分にとって非常に大きいことであると感じています. 自分が教えている中学生はソフ