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【インタラクション2023に参加】反射型光センサを用いた指先のジェスチャ識別

はじめに

杉浦研究室学部4年の北村です。3月7日、8日、9日に一橋大学で行われた第27回 一般社団法人情報処理学会シンポジウムINTERACTION2023において、「反射型光センサを用いた指先のジェスチャ識別」というタイトルでポスター発表を行ったので、参加報告をさせていただきます。

研究の概要

近年、apple watch などのウェアラブルデバイスが普及してきたことで、スマートフォンを使用しないメッセージ入力手法が増加してきています。スマートフォン操作の約40%がメッセージ入力であることから、指先でメッセージ入力が行えるようになれば、今までよりも簡単に入力が行えるのではないかと考えました。

そこで、本研究では反射型光センサを用いた指先のジェスチャ識別手法を提案しました。7つの反射型光センサを配置した付け爪型デバイスによって、指先の皮膚変形を取得します。この皮膚変形を特徴量とすることで、人差し指に親指で書く文字ジェスチャを識別することができます。今回のジェスチャセットはアルファベット26種類を用いました。被験者は6人で平均識別精度は81.2%となりました。

当日のフィードバック

ポスター発表だったので、実際に体験をしてもらうことは出来ませんでしたが、本研究のデバイスがどのような場面で使用できるのかなど、今後、研究を進めていくうえで考えなければいけない課題について意見を頂きました。

感想

足を運びにくい場所でのポスター発表でしたが、約2時間の間、常にポスターを見に来てくださる方がいて、とても有難く有意義な時間でした。また、たくさんのデモを体験することで自分には無い考え方などを知る事ができ、とても勉強になりました。


発表文献情報

北村 莉久, 山本 匠, 杉浦 裕太. 反射型光センサを用いた指先のジェスチャ識別.第27回 一般社団法人情報処理学会シンポジウム インタラクション2023. 東京

発表スライド


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