いい進学先の選び方(第4章)#5
希望する進学先を知る
テレビCMやネット広告について
コロナ渦前は、大学や専門学校などのテレビCMやネット広告を多く目にしましたが、コロナ渦になり少なくなったと感じています。
しかし、インターネットなどで気になった進学先を検索した後、検索した学校などの広告がしばらく画面に表示されるケースは今でもあります。
そのような宣伝広告の実務に就いたことがないので、宣伝広告にどのくらいの金額かかるのか想像もつきませんが、一般的に考えてもテレビCMなどの作成費は高額だと思いますし、ネット広告だって安値ではできないと思います。ですから相当な額が宣伝広告費として費やされていると思います。
これは決してCMや広告を否定している訳ではありません。宣伝広告も重要だと思っております。宣伝活動の目的は、メディアなどを通じて幅広い人々に知ってもらうための活動です。ですから一概に【宣伝活動を頻繁に行っている=学生が入っていない】ではありません。世間に名前を覚えてもらいたい。どんな学校かを知ってもらいたい。そのような意味合いも当然あると思います。
しかし、国公立の大学や専門学校などでは、テレビCMや広告を出しているところを私は知りませんし、誰もが知っている有名私立大学などのテレビCMや広告は0ではありませんが、あまり多くないと思います。
ただ、宣伝広告費に莫大なお金を投資し、なおかつ人的資源や学校設備などが充実していれば申し分ないのですが、そうでなかったら、宣伝広告への投資を本来必要なところへ投資したほうがいいのではないか?と個人的には思います。もちろん、テレビCMや広告も素晴らしい、施設、設備も最高、人的資源も豊富でしたら、全く問題ありません。これは後章で、違う角度から述べておりますので、参考になさってください。
この宣伝広告の話は、少々リスクのある話なので、このくらいにしておきます・・・。
●ひとこと
宣伝広告に投資は必要ですが、優先順位は教職員、学生への投資、設備などへの投資、その次ぐらいではないかと、個人的に思います。