いい進学先の選び方(第6章)#5
オープンキャンパスや体験入学などで、情報取集すること(その5)
アクセスの良さ、外観のみで判断しない
アクセス良好で綺麗な大学や専門学校はとても魅力的です。もちろん駅から離れていても、建物が古くても素晴らしい大学や専門学校も沢山あります。
でも、第一印象はとても大事で、アクセスの良さと見栄えは最強の武器でもありす。例えば、旅行に行ったときに綺麗なホテルや旅館に宿泊したいと思う方も多いと思いますし、不運にも病気や怪我で入院することになってしまった場合、きれいな病院に入院したいと思うと思います。
しかし、古いでもホテルや旅館でも温泉の泉質が良かったり、料理が美味しいともなれば満足ですし、古い病院でも、名医がいらっしゃったりすると話は変わってくると思います。誰だって病気や怪我をしっかり治してもらいたいのですから、多少病院が古くても名医に診てもらいたいのは当然です。
このようなことが大学や専門学校などにも言えるのではないでしょうか。都市部でアクセスのよい場所と、都市部から離れアクセスも悪い場所にある学校、どちらが第一印象で魅力と言えば、やはり都市部でアクセスのよい学校ではないでしょうか。ですが、評判や実績が悪ければ少々考えものです。それに比べ、都市部から離れた学校で実績もよいともなれば、将来的なことも考え、少々通うのに大変かもしれませんが、後者の方がとても魅力的だと思います。もちろん都市部でも素晴らしい大学、専門学校なども多数存在しています。有名国立大学や私立大学などが言えるのではないでしょうか。
逆に、名の通った有名な大学や専門学校などは、立地や見栄えが悪くても倍率も高く、いわば積み上げてきたブランドと、実績などで勝負といったところだと思います。
近年、多種多様な大学や専門学校なども多く、私も複数のところでお世話になっておりましたが、やはりアクセスや外観などは二の次で、第一は教育の中身や学校内での福利厚生だと感じております。これ以上はあまり言いませんが、アクセスの良さや外観などだけで判断せずに、いい進学先を選んでください。
〇ひとこと
レストランで例えると、外観、内装、雰囲気もとても大事ですが、味が最も大事です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?