いい進学先の選び方(第2章)#1
第2章 大学と専門学校
<大学と専門学校、どっちを選ぶ>
例えば、大学で経済学や経営学、法律、マネジメントを学びたい。そしてその道に進みたい。などと明確な目標があれば、大学進学を目指してもいいでしょう。特に、大学で指定の科目を履修していないと受験できない資格もありますので、そのような資格を目指すのなら、逆に大学を目指さなければなりません。わかりやすく言えば、医師は大学の医学部を卒業しなければ、医師国家試験を受験することはできません。
また、例えば国家公務員キャリア官僚を目指す方も、多くの国家公務員を輩出している大学に進学したほうがいいでしょうし、有名企業に就職したい方も同じだと思いますが、一般的に公務員の上級職試験や有名企業なども、大学卒業、卒業見込みの者でないと公務員試験、採用試験を受験できないケースもありますので、今のうちに自分が将来なりたい職業、就職先の採用についても確認しておいたほうがいいでしょう。
逆に、大学卒業、卒業見込みで高卒程度の公務員試験などを受けられないケースもありますので、そこも確認なども注意が必要です。
そうでなく、少しでも早く資格取得をして、社会に貢献したいと考えるなら、最短で資格を取得できる専門学校がいいでしょう。このことは次項で触れておりますので、是非ご覧ください。
ここからは前章の話と重なりますが、現在、大学も乱立している状況下で、一定の学力があり、国公立や有名私立大学など限定さえしなければ、どこかしらの大学への入学することは可能だと思います。ですから、自分が将来どんな職業に就きたいか、大学院への進学する予定はあるのか、就職後はどんなキャリアプランを考えているか、などをよく考えて、大学進学なのか、短大進学なのか、専門学校進学なのかを決めてください。
誤解を招かないように申し上げますが、大学卒業者は優秀で、大学卒業ではない者は優秀でない。と言っているのでは、決してはありません。
ちなみに大学院への進学についてですが、専門職大学院などでは、大学を卒業していなくても、入学試験に合格すれば入学できるところもあります。
例えば、その大学院の指定する資格を取得しており、指定の実務経験年数があり、入学試験に合格すれば進学することもできます。もし、今後のキャリアプランの中で興味のある方は、確認もしくは問い合わせしてみてください。
・メリット(大学)
①大学は様々分野な勉強、研究などもできる。
②教員(教授・准教授・講師・助教)など、知能や能力、実績に応じて
審査された教員がいる。
③課外活動なども充実しているところも多い。
・メリット(専門学校)
①資格取得などに特化している。
②最短で資格や受験資格が取得できることも。
〇まとめ(#1)
資格取得だけ考えれば専門学校、資格取得プラスαで考えれば大学
(あくまでも個人の考えです)
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