大枠を掴む

LCAの実務ではデータ収集に時間がかかります。ある製品を作る過程で投入される材料、エネルギー、副資材といったインプットやアウトプット情報を収集するのはかなり難易度が高いです。
また細かい点を挙げると、購入品の輸送データなんかも必要だったりします。
ここで大事なには「大枠を掴む」ということです。

細かな点を気にしていれば、LCAで必要なデータは1年かかっても集まらないかもしれません。
例えば輸送データで必要な、輸送距離、トラックのサイズ、積載率といったデータも調達品毎に細かく収集するなんて不可能です。

とりあえず、仮にでもデータを決めてみて結果の中で影響が大きければ、より細かなデータを収集する、ということで十分かと思います。

まぁ、この匙加減が難しいのかもしれませんが・・・

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