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FUJIFILMと歩く毎日

休日は基本的に撮影をしながら散歩をしている。
普段仕事でスタイリングの撮影や物撮りを行っているが、
やはり街中でのスナップが一番楽しい。

同時に練習にももってこいだし、新しい写真のセンスが磨かれていく。


同じ構図でも、ここまで印象が変わる。


都内を撮影していて楽しいところは、
忙しなさを生き抜く人たちの表情が垣間見えるところ。


タバコを吸うタクシー運転手
都内ではよく見る光景だ。

こういう何気ない日常が、いつか思い出となり戻れない景色になる。
先日入った中古の本屋で、物凄く興味深い写真集を読んだ。

それは第二次世界大戦が始まる前、そして2000年代までの写真を収録した写真集。
何十年も前、日常であった写真がただ敷き詰められているが、その写真を前に僕はただ頭が真っ白になり、そして言葉を失った。

奴隷として押し倒されている人の写真。
子ども部屋の小窓からアサルトライフルを構え射撃する米兵の笑顔。
爆弾で顔が半分削れた子どもが嬉しそうにご飯を頬張る写真。
ページをめくると、ディスコのような場所で踊り狂う若者たち。
スーツを着て、我が子と記念写真を撮るお父さん。
お父さんと一緒にお風呂に入り、満面の笑顔の子ども。

100年ほどで数えられる単位の、時代という流れが全て見れた。
正直、今まで見た写真のなかで言ってはなんだか一番美しかった。
人間、という一つのテーマで人間が写すその写真。
日常を切り取る写真が好きな理由がわかった気がした。


皆、今を生き急いでいる。
今ある不安や課題、嬉しさ、幸せに皆必死だ。
だから共感したくても共感できない事象があり、
それゆえに孤独感を感じることも多々ある。

でも、過去の記憶というのは誰でも共感できる余裕がある。

子どもの頃見ていたアニメの画像。
よく通っていた道路の写真。
よく見た色の車。

今は見られなくても、いつか見られる写真を目指して。
これからも、日常を切り取り、そして誰かの共感心を刺激していきたい。
だからスナップが大好き。

写真が好きな人、アウトドアが好きな人、ぜひ繋がりましょう。
 FUJIFILMのXシリーズを愛用しています。
いつか写真とアウトドア好きが集まるスペースを作りたい。
そんな夢を目指して毎日あくせくしている社会人です。

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では、素敵な写活を!



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