いつもと同じ場所でいつもと違う景色を
朝、目が覚めた時は、まだ外は薄暗くて、半分夢でも見ているような気持ちで、わずかな光を頼りに写真を撮る。
まだ誰も起きていない、人の気配のしない静かな暗がりで、物たちもまだ眠っているようで。
いつもと同じはずの場所が、いつもと少し違って見える。光と陰との楽しい遊び。
朝起きて、仕事して、寝る、そのすべてを毎日同じ場所で繰り返している。それは本当に同じ場所なのか。記憶と記録には必ずズレがあり、同じと思っている場所でも、光の加減一つで見え方も、捉え方も変わってくる。同じ毎日を過ごす日常の中でも、きっと違う景色は楽しむことができる。
その景色を写し撮り、書き記していきたい。
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