体調が万全なときなんか無くて
4月はずっと体調を崩している。
今週は2回も休んだし、その後も咳と鼻水が止まらない。
体調が万全になってから、仕事も育児も全力でやりたい、と言いたいところだけど、そんなの、たぶん待っててもいつになるかわからない。
雨が降ったら頭は痛くなるし、子どももいつまた風邪をひくかわからないし、腰や肩が痛いのはずっとだ。
そのあいだ、しわよせが行くのは家族や同僚で、いつまでも迷惑かけられない。体調が万全なときなんか無くて、ちょっと頭痛いけれど、なんとかやる。
子どもをお迎えにいけるのも、ごはんを作るのも、冷蔵庫の食材を腐らせないためにも、仕事をちゃんと終わらせるためにも、動かなきゃいけない。
どうにもならなくて、休むことももちろんいっぱいあるし、きっとその頻度はほかの人よりもずっと多いけれど。
誰かと暮らしていて、誰かと一緒に生きていて、みんなそれぞれの「いつもどおり」がある。みんなにいつもどおり過ごしてもらいたくて、動いている。それはちょっとしんどいけれど、そういう気持ちでないと、いつまでも臥せってばっかりでいてしまうから。奮い立たせるものがないと、ずっと眠ったままになる。
万全でなくとも、できることはある。
多少の無理があっても、好きなことをしたい。好きな人、好きな仕事、のために、がんばりたい。
年齢を重ねるごとに、体がうまく動かなくなる。それに反して、好きなものは増えていくし、好きな気持ちは深まっていく。無理はしないし、無茶もしない。それでも、重たい体を動かすための気持ちと、少し楽になるための方法をたくさん持っておく。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。