初心者がふわふわ泡のお抹茶を点てるには(Part1)
私にはこの1年ほどつきあってきたオールマイティーな【抹茶】がいます。
普段飲み用にも製菓用にも使えるレベルの庶民的な彼女です。
ですが、最近少しばかり洗練されたレベルの【抹茶】を購入し開封したら、彼女の強烈な魅力に魅入ってしまい浮気せずにいられなくなってしまいました。
喫茶レベルとしては決してランクが高くない【抹茶】ですが、製菓用としても使えるレベルのものと比べてしまうとお茶色の鮮やかさは全然違うし、何より開封直後というプレミア付き。
香りも味もレベル違いです。
普段【抹茶】を飲まない人でも「茶道」と聞くと抹茶碗の中で茶筅をシャカシャカ動かしてお茶を泡立てるイメージがある方が多いと思いますが、私がかじった「茶道」も泡を作る流派でした。
先生がお点前を披露してくださる時は、その所作のきれいさに見惚れてしまっていましたが、先生の点てるお茶は泡がふわふわなので、いただけるのが楽しみの1つでもありました。
ふわふわ泡を作れるようになるまでに練習するのはもちろん大切ですが、使う道具によって泡が左右されることも教えてもらいました。
そんなことも思い出しながらYouTubeで【抹茶】についての動画を見流していたら、「素人でも茶道家レベル」なんていう興味をひくタイトルを発見!
視聴してみました。
要約すると「最初に少量のお水で練るようにしてお茶と水をなじませてからお湯を注いで点てる」そうです。
動画内では実際に初心者の方が説明を受けながら点てていますが、確かに泡が作れていました。
泡立てた後、表面をなでるようにして大きな泡を消すことできめ細やかな泡になるのですが、そこはベテランの方がやっていましたけど。
試してみたいと思ったものの、ちょっと疑問に思う点もあり。
大きな泡を消す作業はベテランの方がやっていたよなぁ?
使っている茶筅は新しいし、初心者用じゃないよね?
私が持っている茶筅は2つ。
①初心者用の八十本立て
②穂先がボロボロになってしまった百本立て
まずは道具を用意します。
お水はペットボトルのキャップ2杯分。
お湯は60ml。
茶筅は八十本点て。
抹茶は計っていないけれど、2gを推奨しています。
ペットボトルの蓋はギリギリまで入れると、おおむね7ml。
こぼれないくらい(スクリュー線の最上段)までがおおむね5mlだそうです。
お水を入れて
ガシガシとかき混ぜて水とお抹茶をなじませます。
それからお湯を入れてシャカシャカと泡立てます。
泡立てた後は上部を茶筅でなでるように細かく動かして、大きな泡を消していきます。
できあがり。
茶筅を一緒に写しているのは、点てるのが上手な人は茶筅の穂先に泡が残るから、です。
私はまだまだ技術不足です。。。
でも、ふるってダマをなくした【抹茶】を使っていることや、水+熱湯 となることでお湯の温度が下がることで甘みが引き出され、また角がとれた丸みのある味に感じられました。
泡が細かくなれば、もっと口当たりも柔らかくなるだろうなー。
穂先がボロボロになった百本立てでも試してみたのですが、そちらは(Part2)で記事を書きます。