【凍頂烏龍茶】、「竹級」と「蘭級」のちがい
以前、現在手持ちの【凍頂烏龍茶】の茶葉が「竹級」と「蘭級」というレベル違いのものがあることを記事にしました。
※記事を公開した時点では、蘭級の方がレベルが高い、と間違えて記載していました。現在は修正済みですが、公開直後に読んで下さった方々、ごめんなさい!
この記事ではなぜ「竹級」と「蘭級」に区別されているのかを見比べていきます。
今回比較するのは同じお茶屋さんの【凍頂烏龍茶】の「竹級」と「蘭級」です。
まずは乾燥茶葉を比べます。
これ、どちらも3gですが「蘭級」の方が小ぶりなので量が多くなります。
この茶葉の量じゃちょっと多い。。。
でも、同じ条件で比べないと。。。
うーん。
茶葉を蓋碗に入れたところですが、「竹級」でも量が多く感じます。
とりあえず今日は3gずつでいきますが、美味しく淹れるなら茶葉の量を調整したいのが本音。
次にお湯を注いでみます。
洗茶をして茶葉を開かせた後の1煎目。
茶葉がまだ開ききっていませんが、どちらも香りが良いし、美味しい。
ただし「蘭級」の方が青っぽさが強く、茶水色も青っぽい。
1煎目よりも濃くなった2煎目。
だけど、やっぱり茶葉が多かった(T ^ T)
どちらもきゅうくつそうで、特に「蘭級」は超満員電車状態。
茶殻を比べてみます。
「蘭級」は超満員電車状態だったため、茶葉が開ききれていないためゴワゴワな質感ですが、今回はそこは関係ありません。
「竹級」の茶殻は茎も含めて茶葉がきれいな状態。
「蘭級」には茎はほとんどなく茶葉のみ。そして千切れてしまった茶葉もある。
だから乾燥茶葉が小ぶりだったのです。
こうやって比べてしまうと「蘭級」がレベルが低いのでは?と思ってしまうかもしれませんが、普段飲み用としてもちょっと良いお茶、な感覚です。
もちろん茶器を用意して淹れてもおいしく飲めます。
今回は条件を同じにして、と「評茶」よりの淹れ方をしてしまいました。
だけど、この淹れ方だと特に「蘭級」の美味しさが全然引き出せていない。
なので、次に飲み比べをする時はおいしい淹れ方でやりたいな。
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