嘘ついてる気はない、という真実
例えば友だちが、
以前に言っていたことと全く違うことを言っていたら、その友だちのことを「嘘つき」だと思うかどうか。
これって微妙だよね。
単に以前と考え方が変わっただけなのかもしれない。
シンプルに以前の間違いに気づいて改めたのかもしれない。
一概に嘘とは言えないんじゃないかと言えば言えなくもない。
そこまでいかなくても、以前は本当にAだと思っていたけど、今は本当にBだと思っていると言う場合だってある。
嘘をつくつもりはないけど、嘘っぽくなってしまってるとでも言ったらいいのか。
営業の世界では、お客様はこの手の「嘘っぽいこと」を頻繁に口にする。
前向きに検討します、とか
予算が合えば購入したい、とか
来週こちらからお電話します、とか
口にした時に必ずしも嘘を言っているわけではないけど、この言葉を真に受けてもそのとおりになる確率は低い。
その場ではそこまで「嘘」を言っているつもりはないものの、結果として言ったことを守ってないということだ。
つまり、この手の「嘘っぽい言葉」に敏感に反応できるかどうか。
逆にあまり神経質にならずにサラリと受け流せるか。
このあたりのお客様とのやり取りが上手く出来るようになると、営業成績も安定してくるということだ。