見出し画像

マロウの一番花をフレッシュハーブティーで楽しむ

マロウの一番花が咲きました。

7ガロンの不織布プランターで育てています。
マロウの足元にはフェンネル、レモンバームも寄せ植え。

マロウを育てるのは初めてです。

草丈は大きくなると200㎝にもなるアオイ科多年草。狭い庭では育てるのを躊躇しましたが、どうしてもフレッシュの花を見たくて育ててみることに。鉢植えであればそれほど大きくならないかな…。

そんな待ちに待ったマロウの花が開花。

このまま咲いている様子を見ていたい気持ちをグッとおさえて、一番花を摘みました。

さて、このマロウをどうしよう。

最初はフレッシュハーブティーで

マロウは香りや味はほとんどありませんが、ハーブティーにすると美しい青色のお茶になります。

この青色はアントシアニンという色素で、レモンを垂らすとアルカリ性から酸性になるため、ハーブティーは青色からピンクになり、目にも楽しいハーブです。

この青色のアントシアニン色素は、ブルーベリーにも含まれており、目に良いとされています。また、粘液質が豊富なため、のどの痛み、胃炎などにも用いられます。

そんなマロウの一番花。ドライにして続いて咲く花と一緒に保存しようかと思いましたが、せっかくの初収穫です。フレッシュハーブティーを入れてみることにしました。

美しい花びらとしべにうっとり

ハーブティーにする前に、ゆっくりと収穫した花を観察します。

鮮やかな紫色の花弁に、中心の白いしべがとっても美しいです。


ガラスのティーポットに入れた姿もきれいでうっとり。


お湯をそそいでゆっくり楽しむ

一輪しかないので、お湯はティーカップ1/3くらいの量にしました。

アントシアニン色素はとても繊細で、熱湯だと色が綺麗に出ないのだとか。色を美しく出すにはじっくりお水で出してあげると良いそうです。

私は今回は60℃くらいのぬるめのお湯で抽出してみました。

お湯を入れるとあっという間に花弁の色素が抜けていきます。そんな姿も美しくて、ボーっと眺めること3分ほど。


目を凝らさないと分からないほどですが、うっすらとブルーが出たのが分かるでしょうか。

飲んでみると、とろみもややあり、無味無臭ではありますが、なんだか優しい気持ちに。

成分や作用も大事だけれど、目で見て味わい感じるのもとっても大事。

そう教えてくれたハーブ教室の先生の言葉を思い出しながら、自分で育て収穫した、ハーブティーの醍醐味を味わった、至福の時間となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?