#せかい部×SDGs 探究プロジェクト 始動。
ちわっち。って言う挨拶もあったということを思い出したるんるんぴぃです。今日は学校休み。 今回は #せかい部 ×SDGs 探究プロジェクトのキックオフオフミーティングについてお話します。
171名の高校生レポーターたち
来る10月10日。私は午前の授業を終えて大急ぎで昼食を済ませ、午後1時にzoomを起動。まだかなまだかなと思っていたら、開始時刻を1時間早く勘違いしていたことが判明。(私にとっては)ドタバタの中、午後2時よりzoomにて #せかい部 ×SDGs 探究プロジェクト キックオフミーティングが始まりました。
しかし音声が聞こえないやらマイク・ミュートをオフにできないやらテクニカルトラブルが連続。というのもこの企画、高校生171名、先生5名が参加する大所帯プログラムなのです。元来の100名の枠を求めてこれ以上の高校生たちが全国から詰め掛けたと言う訳か。トビタテの力かSDGsの力かkemioさんの力か分からないが(多分全部)影響力の大きさを感じました。お忙しい中でもこのようなプログラムを見つけて応募していらっしゃる先生レポーターの方々にも頭が下がります。
SDGsミニ講義 in zoom
zoomの使い方の復習、反応のルールを確認した後は、SDGs全般についてのミニ講義。国連広報センターの佐藤桃子さん、立教大学教授の萩野なつ子さんに、それぞれ20分程お話しして頂きました。
佐藤桃子さんのお話のテーマは、そもそもSDGsとは何か。「10年後にどんな生活を送っていたいか」という身近な問いから始まり、国連という立場から、個々のテーマにこだわるのではなくそれぞれを目標の一部として見てほしい、データや数値の裏には生身の人間がいることを忘れないでほしいというメッセージを導いていらっしゃいました。参考までに、ここで見た映像のリンクを以下に貼ります。この動画のBGMのイントロの打楽器かっこいいです。
萩原なつ子さんのお話のテーマは、SDGsの歴史。1892年のエレン・スワロウ・リチャーズさんの「エコロジー」の言葉の発明に始まるSDGsの成り立ち、及びそれに伴う運動を国際的な観点から述べていらっしゃいました。
萩原なつ子さんご本人は、この歴史の中で紹介された健康な地球のための世界女性会議(通称マイアミ会議・1991年)に娘さんを連れて3泊4日で参加されたとのこと。高校生の私にとっては1991年なんて歴史の中のお話でしかないけれど、オンタイムでその会議を目撃した彼女にとっては、その語り手は同胞に見えたりするのだろうか。 兎に角、行動力には敬服するばかりでした。あと、娘さんによい影響が与えられていますように。
さらに、この方動物もお好きとのこと。講義の最初と最後に、それぞれ白いワラビーとハチドリの写真を見せてくださいました。彼らの魅力は、zoomのチャットを高校生の「可愛い」というコメントで溢れ返させてしまうほど。動物たちのエピソードを喜々として話す教授に、「この方本当にこういうこと好きでやってるんだな」と思いました。
交流セッションtime
2つの講義の後は、お待ちかねの交流タイム。定められたブレイクアウトルームに入室し、2度のセッションを楽しみました。
1度目は地方別セッション。今回のプログラムの参加者は予め在住地域に応じてアルファベット名のグループに分割されています。私は登場する一番最後のアルファベット、Pのグループ(=九州勢)に入りました。A~Oまで、そんなにいるのか…。 ここで私が話したのは熊本出身の方4名、長崎出身の方2名、佐賀県出身の方1名、先生レポーターの方1名でした。緊張して言葉が出て来なかったのは反省。
2度目はテーマ別セッション。レポーターは各自、SDGsに関する5つのテーマのうち1つだけ選び調査します。私は「生物多様性を守ろう」というテーマを持つ方々のグループに入りました。 自分でテーマを選んでやって来るだけあって、ここで感じたメンバーの熱がすごかった。クジラやイルカが好きで今年はパラオの研究センターに赴くつもりだった2年生の方、科学部に所属し独自のテーマを研究している方々、さらに生物多様性のここ10年の傾向を追っていらっしゃるナビゲーターの方まで、既に自分で行動なさっている方々と出会い語らうことが出来ました。私も創作活動頑張らないと~。 余談ですが、システムエラーのためにテーマが違うのに同じ部屋に入ってしまう…ということも起こっていました。リアルでやったら起こり得ないようなトラブル、それによって生まれる会話も、zoomセッションの魅力の一つなのではないかと思います。
おわりに
「なんかこいつSDGsのことじゃなくて考えたこととかやったことばっか書いてるな」そう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 それを分かってて書いているのには2つ理由があります。
1つ目は、SDGsが何たるか、個々のテーマにどのような事実があるのか、講義の内容は他のレポーターの方々がそれぞれの方法で発信していらっしゃるからです。同じ講義をみんなで受けているので内容は多かれ少なかれ被ります。私は講義の内容から読み取れる別の物語をキャラクターや文章で発信することで、レポーターの方々にも他の閲覧者の方々にも違う視点を与えたいと考えています。
2つ目は、この教育システム自体に興味があるからです。今年から至る所で導入された同時双方向型オンライン会議を、このプロジェクトはいかに活用するか。オンラインで、学習の幅はどこまで広まりうるか。そういった視点からプログラムを分析し文章として残すことで、今後の研究の参考としたいと考えています。
なんか偉そうな文章になっちゃいましたが、要は「変なやり方で楽しみたい」ってことです。これから思い切り学んでゆけたらと思います。 そして、始まったばかりのレポーターたちの活動・活躍に、乞うご期待。
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