20歳、葬式のセトリを組んでみた
セトリ＝セットリスト、プレイリストと同義とする。
先日のブログでご紹介した通り、
自分と最後に会う時くらい参列者には楽しんでほしいこと
葬式のプランニングは、絵や音楽が好きな自分ができる最後の自己表現であること
以上の思いから葬式のセトリを組んでみたいという考えに至った。
実際、「音楽葬」という言葉もあることから、音楽を葬儀に取り入れるのは割と一般的な考え方なのではないかと思う。
しかし、ググって出てきた他の方の葬式用セトリを見ていると、いきものがかりの「ありがとう」や中島みゆきの「時代」など、結構年代物だなと思う曲も多数入っていた。
もちろん私はレトロな曲も好きだが、現代風のボカロ曲などにも、自分の気持ちを的確に伝えられる曲はあると思う。
そこで今回は、現在20歳の私の価値観を反映した、葬式のセトリを組んでみたい。
※ちなみにAIにセトリを組ませるとこうなる↓
【目次】
①うた系
②インスト系
①うた系
まずは歌詞入りの曲からご紹介しよう。
基本的に、私自身の「葬式に来たからにはゆっくり楽しんでいってくれよな！でも自分のことはとっとと忘れて幸せになってくれ！」というメッセージが伝わるような曲にした、つもり。
曲の雰囲気が伝わるような、歌詞の一部も添えてみた。
George Ezra 「Green Green Grass」
you better throw a party on the day that I die
「自分が死んだ日にはパーティーを開いてね」
これが言いたいがためにセトリに入れた。
というかセトリ作った動機もこれ。
何言ってんだこいつと思うかもしれないが、この歌詞には作者が体験したお祭りのような葬式が元となってできたとのこと。
気になる方は是非調べてみてほしい。
こちらのリンクからインタビュー記事が読める。
東京事変「能動的三分間」
Don't look back
brother get it on
和訳は「決して振り返ってはいけない 任務を全うせよ」。
椎名林檎「流行」
川のように Flow Flow Flow
風のように Blow Blow Blow
それぞれの延長線上 共に Flow Flow Flow
爽やかで好き。
ヨルシカ「踊ろうぜ」
風になったのさ 泡と消えていったのさ
先ほどの「流行」と似た系統の曲。
比較して聴くと面白い。
ヨルシカ「左右盲」
わかるだろうか 君の幸福は一つじゃないんだ
３曲割とノリの良い曲が続いたが、こちらは落ち着いたバラード。
「献身」がテーマの曲は全般的に好き。
ヨルシカ「雲と幽霊」
だからさ、だからさ
君もさ、もういいんだよ
他にも、ヨルシカだと「だから僕は音楽をやめた」とか、好きな曲は色々あるが、冒頭に述べたメッセージの齟齬から今回は入れなかった。
いよわ「三十九糎」
先立つ幸せをお許しください
この曲の「記憶も忘却もあなたの特権だから」も、好きな歌詞。
いよわ「アイリスアウト」
微睡の中あなたが
今抱きしめるものが
安らぎでありますように
これも「献身」とか「祈り」がテーマの曲。
Ayase「夜撫でるメノウ」
出逢わなければなんて
そんなの思っていないよ
だから笑って、笑ってよね
倍速バージョンの「全糖の少女」もあるが、落ち着いた雰囲気の方がいいかなと思ったのでこちらをチョイス。
さだまさし「風に立つライオン」
最後になりましたが あなたの幸福を
心から遠くから いつも祈っています
やはりさだまさし研究会メンバーとしては一曲くらい入れておきたいじゃないですか（強い自我）。
曲の終盤に入ったアメイジンググレイスのメロディーが綺麗。
インスト系
ここからは、歌詞のない曲集です。
OMORI 「Title」
RPGゲーム「Omori」に使用された楽曲の一つ。
ゆったりとしたピアノが心地よい。
流す曲なくなったら、この曲の１時間耐久使うだけでも良いと思う。
ハイドン「セレナーデ」
最初で最後のバレエの発表会で踊った曲。
電子辞書のアプリで検索して見つけた時に感動した覚えがある。
ヘルガー「愛の挨拶」
音楽教室で知ったクラシック曲①。
DVDにアニメーションMVとともに収録されていた。
使い古された人形が元いた部屋を抜け出して、他のおもちゃと一緒に夜空を飛んでいく場面が印象的だった。
マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
音楽教室で知ったクラシック曲②。
間奏曲ということで、何か待っている時に流すとちょうどいい。
留意点
ところで、もし葬式で音楽（JASRAC管理楽曲）を使いたければ、葬儀場がJASRACと契約していなければならないらしい（ITmediaより）。
音楽を流せる場所も調べておかなければ。
おわりに
よーし、生きてるうちに書かなきゃいけないことは書いたぞ。よかった。
とはいえまだまだnoteに書き足りないことはあるので、今後もnote更新頑張ります。
あと、同じ曲が好きな人、是非語りましょう。