エッセンシャル思考の要約

エッセンシャル思考とは何か

あらゆるものを切り捨て本当に重要なことだけに集中するという考え方

=本当に重要なことだけしかやらないと決意すること


以下の項目が当てはまっていればこの記事を読む価値あり。

○相手の機嫌を損ねないためだけに遊ぶ予定や飲み会の予定を入れていませんか?

○イエスということに慣れすぎて思考停止していませんか?

○忙しすぎて自分がすり減っていると感じることはないでしょうか?

○働きすぎなのに成果が出ていない。どうでもいい作業に追われて仕事ができないと感じたことはないでしょうか?


本当に大切なことに自分の持つ全てのリソースを投下するからこそ大きなことが成し遂げられる。


あれもこれもと手を出していると全てが中途半端に終わり優れた結果など出るわけない。

上記の図より、

非エッセンシャル思考→努力が引き裂かれている

エッセンシャル思考→エネルギーを1点集中


エッセンシャル思考は自分の選択を自分の手に取り戻すための方法でもある。


自分で優先順位を決めなければ他人のいいなり
例)上司からの仕事やPTA会議など


ここで、成功のパラドックスを見ていこう。

第1段階 目標をしっかり見定め成功へと一直線に進む

第2段階 成功した結果、頼れる人という評判→多様な仕事を振られる

第3段階 やることが増えすぎて時間とエネルギーがどんどん拡散→全てが中途半端に

第4段階 本当にやるべきことができなくなる。成功したせいで成功に導いてくれた方向性を見失う


つまり、優秀な人というのは成果を出す→周りの人から頼られて色々な仕事を振られる
→その全てに応えようとすると全てが中途半端になり本当にやるべきことができなくなる
→成功が止まってしまう


【教訓】
自分が本当に大切だと思うことを自分自身の意思によって選択し、それに全てのエネルギーを集中させない


無意味の雑用だけではなく、時には魅力的なチャンスまでも捨てる。


やるべきことを減らし、人生をシンプルにして本当に重要なことにだけ集中する。


クローゼットを整理するように自分の人生においても必要なことと必要でないことを見極め、必要でないことを切り捨てて必要なことだけに全てのエネルギーを投じなければならない。


 エッセンシャル思考の3つの基礎

①選択 ②ノイズ ③トレードオフ


①選択=選ぶ力を取り戻してほしい
他人に言われた仕事をこなし、他人から与えられた予定で自分の時間を生きている人が多い

選択する権利を手放さないということをまずは選択せよ!


②ノイズ=世の中の大抵の事にはほとんど価値がないと認識する


パレートの法則(80:20の法則) 

努力には効率の良い努力と効率の悪い努力がある。

効率の良い努力に全てのエネルギーを集中。


大抵の物事は価値がなく、ごく少数の物事に莫大なる価値がある


美味しそうな話も一見素晴らしそうに見えるチャンスも大抵はゴミクズ


③トレードオフ=二つの物事があった時、どっちかを選べばどっちかは捨てなければならない

やりたくもない仕事を他人に振られるとその時間にできたかもしれない有益なことができなくなる

トレードオフを考えたくない気持ちはどちらも捨てがたいような状況だから


トレードオフには痛みが伴うが、実は絶好のチャンス

⭐︎選択肢を比較検討する過程で自分の本当の望みを明確に知ることができる

どっちも中途半端にしていてはどっちが自分にとって本当に大事なことかが分からない


トレードオフを常に意識

何もかもやろうとすると全てが中途半端→凡人に終わる

自分にとって重要なものを選択する癖をつける


①見極める力=数ある選択肢の中から本質的なものを見極めるための技術


本当に重要な物事を見極めるのに必要なこと

1.じっくりと考える、情報を集める時間

2.何を選ぶかという厳密な基準

本当に重要な物事を見極める技術がつく


②捨てる技術=いらない物事を切り捨てる技術

しっかりと捨てる技術を身につけると、

捨てるべきものを自らに厳しく問う時、自分の優先順位がはっきりと見えてくる


捨てる技術を身につけるために必要なこと

1.自分の大切なことを知る

自分の大切な価値観や目標を明確にし、その明確な基準さえあればその基準に沿わないものについては自信を持って「ノー」と言える

2.上手に「ノー」という技術を身につける

断ることでより良好な関係を築くことが可能
なぜなら、人は「ノー」という勇気のある人を高く評価し尊敬するから

好印象<敬意

イエスの選択をして失うものを冷静に考えることも重要=トレードオフ


✔︎本当に優秀な人は「ノー」という重要性をわかっている

✔︎「ノー」と言って怒ってくるぐらいならそいつは優秀じゃないので無視してOK


③仕組み化の技術=習慣

習慣付けてしまえば、その都度やるかやらないかを決めなくて良い

無駄な労力を使わなくていいので、その分新しいことに労力を使うことができる


習慣と聞くと嫌なイメージが多いと思うので、僕の意見として、本当に続く習慣というのは取り組んでいて心から楽しいと思えることだけに絞るとそれは習慣化できます。

楽しくないことはまず習慣化も三日坊主で終わってしまいますしね。笑


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