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ヴェルサイユ宮殿の Power
3年ほど前に訪れたパリの美術館や施設に思い入れが深く、帰国してからフォローした Instagram は 今でも時々眺めています。
ルーヴル美術館、オルセー美術館にピカソ美術館。。。そして1月14日からの投稿で大いに楽しませてくれたのが、ヴェルサイユ宮殿の Instagram(ヘッダーの画像)。
ヴェルサイユ宮殿には年間数百万人、1日数千人が訪れるそうで、当然その中には公式・非公式を問わずセレブリティも含まれているのです。
これまでに訪れた有名人のフォトショットを投稿した記事を見ながら、同じ場所に立っていたあの時の興奮を思い出して 胸が高鳴りました。
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ジョン・トラボルタにマイケル・ジャクソン。
エリザベス女王、ケネディ夫妻そしてグレース・ケリー。
アンディ・ウォーホルにラガー・フィールド。
彼らはあの場所で何を思ったでしょうか。
写真を見ながら勝手に想像してみました。
若い頃のジョン・トラボルタ(写真・上段一番左)
__「すごいねー。でも君の方が綺麗だよ✨」
マイケル・ジャクソン(写真・上段左から二番目)
__「貸し切りにすればよかったね。そうだ、今度はこんな宮殿を作ろうかな」
アンディ・ウォーホル(下段・右から二番目)
__「素晴らしい眺めだ。。。。。。。」
ラガー・フィールド(下段・一番右)
__「ボク、今日も決まってるでしょ?」
訪れた人はみな、豪華絢爛な宮殿、壮大な庭園を前にして圧倒され、この場所が唯一無二の特別な空間であることを思い知らされるのです。
この空間が訪問者に与える影響はそれぞれ違っているでしょう。
キャーキャー大騒ぎして終わる私。
何かを感じ取り、その後の演技や表現活動に反映させる芸術家たち。
そして政治家など自国を背負って闘う人たちにとって、この場所はもっと特別な意味があるかも知れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1674774487005-9D3lwbdLG7.jpg?width=1200)
ヴェルサイユ宮殿のInstagramより
40年前にヴェルサイユ宮殿を舞台に開催された先進国首脳会議。
その記念撮影に並ぶのは、中央にミッテラン大統領🇫🇷、その左にレーガン大統領🇺🇸、サッチャー首相🇬🇧、あら、その左隣は日本の鈴木善幸首相🇯🇵ですね。
ヴェルサイユ宮殿を訪問した直後のnote記事で、
「贅の限りを尽くした宮殿を建築することで、国内外にフランス王家の権力を示すことが必要でありそれを成し遂げたフランス🇫🇷」
と書きました。
ヴェルサイユ宮殿が放つ、“フランスが歩んできた偉大な歴史・文化を国内外に誇示する威力” は、過去のことではなく、また40年前のことだけでもなく、現在・未来永劫続くのですね。
「有史以来、最も大きく、最も豪華な宮殿を!」と雄叫びを上げるルイ14世の姿
を想像して、その神々しさに拍手を送りたいと思います。
キャーキャー大騒ぎするだけの私ですが、以前のnote投稿で
「フランスという国の、そしてフランス人の豊かさとPowerを思い知らされた」と書いています。
手を後ろに組んで にこやかな笑顔を見せる鈴木善幸氏も同じ感想を持ったかも知れませんね。
<終わり>