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日本にいながら、いつもいつでも英語に触れられる時代。

日本に住みながら、こんなに英語に触れるチャンスが溢れる時代が来るとは想像もできなかった。

15年ほど前に社会人として初めて日本に住んだ頃、英語に触れたくてもなかなか触れられず、LAの実家から送った段ボール箱いっぱいの洋書と海外ドラマ(その頃はSATC)や映画のDVDを繰り返し観ていたのを思い出す。

休暇でアメリカに帰ると呼吸をするように英語の本を買い、新聞や雑誌を読み、LAの映画館へ通い、テレビを見まくった。スカイプもFaceTimeもZoomもない時代だったので、地元の友達と会ってはそれまでせき止められていた英語が溢れ出た。

それが今では、日本にいながらもアメリカと全く同じ情報を、同じタイミングで得ることができる。

例えば、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーが夫婦を演じて話題の『マリッジ・ストーリー』をNetflixで観ることができる。


ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラムがシリーズ化された『モダン・ラブ~今日もNYの街角で~』をアマゾンプライムビデオで観ることができる。一話が30分、もし一話だけ観るとしたらアメリカで最も反響のあったアン・ハサウェイのエピソード(第3話)をオススメする。

無料、または少しのサブスクリプション料と、時間さえ作れば。英語はいつでも手の届くところにある。

世の中がデジタイズされすぎることに少しの不安もないわけではない。デバイスを観る時間があるのであれば、私はどちらかというと本を読みたい。

けれど。

今は日本にいながらも、自然な形で英語を日常にインプットすることができる。時々その事実にびっくりし、感動する。

ただ、これだけ情報が多いとどこからスタートしたら良いのかわからない、というのもわかる。

参考になるかはわからないけれど、今日一日観た、聴いた、吸収した英語コンテンツをリストアップしてみた。

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今日聴いたもの(移動中が多い):

The Daily(ニューヨーク・タイムズ紙のポッドキャスト。無料。平日は毎日更新される。NYタイムズのジャーナリストの現場の声を届けてくれる。日本ではほとんど報道されないイランとアメリカの関係を、息を止めてウォッチしている)

The Dutch House (俳優のトム・ハンクスがナレーションをつとめるオーディオブック。さすがハンクス、語りが素晴らしい。一番使うオーディオブックアプリはAudible。日本にもAudibleはあるが、2019年に出版されたこの本はアメリカのアマゾンのみの取り扱いとなっている)

Pop Culture Happy Hour(ポッドキャスト。無料。週2回アップされる。今日行われたゴールデングローブ賞についてのエピソードがアップされたばかり)

今読んでいる本:

The Gift / Lewis Howe(紙の本。今でも一番好き。積ん読から引っ張り出してきた古い本。クリエイティブな作品を生み出すことと「ギフト・贈り物」との関係性を掘り下げている)

スウィートビター / ステファニー・ダンラー(移動が多い日はKindleも読む。同時に何冊も読むスタイル。大ヒットしたダンラーの2016年のデビュー作。今年新作が出るので再読中)

今観ている(ビンジウォッチングはなかなかできない):

マーベラス・ミセス・メイゼル (アマゾンプライムビデオ。シーズン3まで出ている。50年代アメリカでひとりの主婦が、家庭を持ちながら「コメディアン」としてキャリアを築こうとするコメディ)

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目から、耳から、英語を吸収。そして書く、話す。毎日その繰り返し。

でもここにリストアップされていない、私にとっての一番勉強は日本語の本を読むこと。人と話すこと。そして、このnote日記を書くこと、なのです。

今読んでいる日本語の本は滝口悠生さんの『やがて忘れる過程の途中』で、日記の面白さを突きつけられる。

そして、凹む。笑

こんな文章ですが、読んでくださりありがとうございます。

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A quick memo on what I'm listening to, reading and watching right now. I'll keep the English part short today, as it's all in the list above!


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