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君の光を浴びて育つアイドル
《2020.3.14の渋谷DESEO》
アイドルになってはじめて、私が生まれた日をたくさんの人がお祝いしてくれた。
とある対バンライブの特典会会場の片隅で、
まだ私を表す色もないそんな時に、
私が憧れる先輩方と同じ、緑色の光を灯してくれた。
その日から私を応援する時は、
ここにいるよ、の目印で、緑色の光を照らしてくれるようになった。
《正式に緑色になった日》
自分をあらわす色が緑色になった。
虹の中で欠けてはならない1色に自分がいることがすごくうれしかった。
私は人と比べられるのがすごく苦手で、
他人と比べてしまうと自分の存在意義が分からなくなってしまう。
私より優れた人なんて世の中にたくさんいるから。
だけどこのグループの緑は私しかいないのだから、
自分の色があることで、ここにいるのが私でいいのだという勇気になった。
自分に自信を持てない日もステージからその光がひとつ見えるだけで、すごく希望になった。
《雨色になった日》
Laynに入ってはじめて迎えた誕生日、
雨色になったばかりの私の色はまだ曖昧で、
自分で選んだ道だから、
緑色に縋らないように、
雨色に染まらなければいけないと思って、
大好きな色を隠すように過ごしていた。
Laynの二色真鈴がはじめて1人で自分の想いを歌うそんな日に、
新しい場所で出会ってくれたみんなも含めた全員が、私をやさしい緑色で包んでくれた。
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今までの全部が肯定されて迎え入れてくれた気がして、すごくうれしかった。
それから、やっぱり私らしい緑色を大切にしていこうと思った。
緑色は、どんな時も私を照らしてくれた大切な色。
一つ一つの明かりに、その人と過ごした時間や気持ちが詰まっていて、
その光に照らされて私は輝くことができる。
︎︎◌ ◌ ◌
アイドルになって4年目の誕生日、
私はそんな渋谷DESEOでこの日を迎えたいと思った。
4年前の私は、やりたいことは沢山あっても上手くいかない日々が続いていて、
理想のアイドル像に、自分は程遠くて。
それでもあの日の私に、自分の大好き!やなりたい!を信じて諦めなければ、
世界中どこを探しても代わりのいない、
私が思い描く1番理想のアイドルに自分がなれるのだということを見せてあげたい。
だから4年目の生誕祭は、大変でも私のやりたいことを全て詰め込もうと決めた。
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アイドルになってはじめて、私だけの緑の衣装を作ってもらえた。
大好きなもの全部詰め込んで、
世界に一つしかない、二色真鈴ってアイドルのためだけのお衣装。
私が理想とする2次元やテーマパークのような空間をつくりたくて、
たくさんバルーンを膨らませて飾って、絵を描いて。
会場の装飾もグッズも1からこだわって作った。
準備期間はずっと、
二色真鈴はどんなアイドルになりたいのか、
何が好きで何を表現したいのか、たくさん向き合う期間だった。
︎︎◌ ◌ ◌
当日、私が彩った世界に加わった、ファンのみんなからのフラワースタンド、アルバム、花束にプレゼント。
私が作ったグッズを身につけて幸せそうなみんな、
そして一人一人の存在を示すたくさんのサイリウム。
みんなが選ぶ色もアイテムも、
おやす民さんは私のことを私以上に分かっているなあって驚いた、
すごいよみんな、世界で一番やさしくてあたたかい緑色。
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ステージから見えたたくさんの光やその清々しいようなあたたかいような感情、
何にも例えることはできないし、
時間が経てばこの感覚も霞んでいってしまうのがすごく寂しい。
光とともに一人一人との思い出や過ごした時間を感じて、愛を感じて、幸せそうな顔が見えて、
みんなが私の大好きな色に染まって、この時間が一瞬なのが本当にもったいない、足りないくらい、
一生見ていたいくらい、焼き付けたいくらい素敵なの。
ここまでたくさん準備をして、自分という人間と向き合ってつくった二色真鈴だけの生誕祭が、
あなたが会いに来てくれて、幸せそうな顔をして、この瞬間に同じ時間、同じ感情を共有できてやっと完成した気がする。
あの時照らしてくれた光が今も全部あるわけではないけれど、
どの時代も、愛してくれた人が繋いでくれた私があなたに出会えて、
こんなに幸せな今日をつくれたから。
本当に私のアイドル人生に、必要じゃない人なんて一人もいないんだと思う。
︎︎◌ ◌ ◌
誰かに否定されて、そうしないといけないんだと思って、自分の本当の心の声が聞けなくなった日もあった。
他にも好きなことはたくさんある私がアイドルでいたい理由ってなにか、
何になりたくてこんなに毎日必死なのか分からなくなる時もあった。
それでも、こうした方がきっといい、じゃなくて、
自分の心の声を聞くことを諦めないで、
誰かがすばらしいと思うアイドルじゃなくて、自分らしいアイドルを続けてよかった、って心から思う。
私らしさを信じてアイドルを続けて、
そうしたら君が見つけてくれて、他の誰かじゃなくてそんな私を好きになってくれた。
だから私は、私をやめないでよかったな。
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私は王道でも万人受けでもないし、
世界の1番になれるような人じゃないってずっと思ってたけど、
君の1番は絶対に譲りたくないし、
私の理想のアイドルには、私が1番近い存在であり続けたい。
︎︎◌ ◌ ◌
今の私が私らしくいられるのは、それを許してくれるこの環境のやさしさがすごく大きい。
私らしく進めるように背中を押してくれた人、
私のだいすき!を実現させてくれたスタッフさんにメンバー、
いつも好きなことに夢中なまりちーのことが大好きだと言ってくれる君。
遠くから会いに来てくれた人、
私のために予定を調節してくれた人、
だいすきな気持ちを飛ばしてくれた人。
一人一人の私に対する気持ち全てが愛おしくて、特大の愛でお返ししたくなる。
︎︎◌ ◌ ◌
私はずっと推しの存在を希望に生きてきた人間だから、
私もそんな誰かの推しになるのが夢だったんだ。
だからTシャツを着てくれたり、
グッズを身につけてくれていたり、
緑色のサイリウムで、まりちーのことが大好きだというアピールをたくさんしてくれたことが本当にうれしい。
夢中な私を、好きになってくれる君がいる。
目に見える通り、みんなが私の光なんだよ。
おやす民さんは私のかわいいを世界でいちばん熟知してて天才です。
本当にすごいよ、いつもありがとう💭
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みんなと過ごす時間は、私を中心とした大きな家族みたいで、
二色真鈴ってアイドルを一緒に作り上げてあったかく見守ってる感じが、すごくやさしくて大好きなんだ。
君の推しになれて本当に幸せです。
これからも絶対に私が君のこと幸せにする、
それだけは今後君の前にどんなに素敵な子が現れても、絶対譲りたくないな。
︎︎◌ ◌ ◌
どんなに残したくても上手く言葉に出来ないし、
この感覚はいずれ鈍くなって、新鮮なのは今の一瞬だけだけど。
でもね、今日を忘れないようにするよりも、
次はもっとすごい景色を見られるように、前に進むことを頑張ろうと思う。
最高の時間が終わってしまっても、これからもっと更新していけばいいんだ、
もっとすごい未来が待っているから今日は終わるんだ。
だから名残惜しいけどこれで今年の生誕祭はこれでおしまいです!
君のおかげで大満足だよ💭💭
また来年の生誕祭、
そしてこれからのライブでもっとこんな素敵な景色を見たいし、
今私のことを大切にしてくれている一人一人との思い出をもっと更新していきたいし、
まだ出会ってない君とも出会うのが楽しみだな✌🏻
︎︎◌ ◌ ◌
はじめての個展の開催も正式に決まって、
ずっと夢だったことがまたひとつ現実にできそうで本当にうれしい。
私が夢を叶えたり、理想を形にしていくことで誰かの憧れになったり、自分もやってみようって勇気になったり、
二色真鈴はそんな誰かの希望になれるようなアイドルになりたいです!
他の誰かじゃなくて私だから好きだと言ってくれるみんなと一緒に、
これからもその輪を広げていけるように、
自分の大好きを誰よりもやめない、
どんどん表現していける人でいるね👊
" 誰かが叶え輝かす 夢にはときめかない
だって今度は私が
私の夢に全力でときめき憧れたい
そして次の誰かの夢が生まれるその日を祝うんだ!
心から Happy Birthday ありがとう Thank You Birthday "