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僕らとゲイシャ


誰と話したんだっけ。

もしも、僕らが早くに
先立つことがあるのなら

コーヒー仲間たちには

" ゲイシャの豆でお焼香してもらおう "

最後ぐらい
とびっきり高いやつにしてほしいね。


そう笑いながらコーヒーを飲んでいた。


さてさて、今の話はどこか
不謹慎なのかもしれない。

だけど、そんなに重く考えないで欲しい。

僕らにとっては、" ゲイシャの豆 "
というと、やっぱり特別で高級で
スペシャルティコーヒーってまじで
個性的だよな!!

そう思える原点のコーヒーなのかも
しれない。(異論は認める)

そんなコーヒーを、
使って送り出してくれよな!
そんな軽い気持ちのお話。

しかしまぁ、
自分の最後の瞬間までコーヒーの事を
考えてるなんて、僕はまだまだ
コーヒーの仕事はやめないみたいだ。

どこか特別なゲイシャという豆
こんな言ってはいるものの、自分のお店で
常に扱っているわけでもない。

やっぱり、日常で友達たちと
のんびり楽しむデイリーなスペシャルティ
コーヒーたちがあるからこそ、特別と
感じるんだと思う。

日常と非日常

どちらも楽しめる。
そんなコーヒーシーン
みんなと創っていけたらいいよな。

っていうのを
最近、いいゲイシャの豆があるよー。
と知人に言われて考えたとさ。

あざした!!

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