コーヒー屋と花火大会。
夏の終わりも間近なのか。
そうは言っても、
まだまだ暑い日々を過ごしてる。
さてさて
ぼくらコーヒー屋の価値は
" 美味しさ "なのか。
いや、きっと
それだけじゃないと信じたい。
もちろん、お店をしている手前、
美味しいコーヒーを目指して、
提供していきたいとは思っている。
しかしまぁ、
あの日あの人と飲んだコーヒー。
あのお店で過ごした思い出。
そこにこそ、価値があると
僕は信じている。
そんな記憶の一片に自分のお店が
入っていることは、きっと誇るべきこと。
勝手ながら、そう思ってる。
花火だってそうだ。
プロの花火師達が何だあの花火は!
普通やんなぁ。そう言ったとしても
僕からしたら、
どんな花火だって素晴らしい。
だって僕には作ることができないことだし、詳しいことなんて知らない。
花火素人の僕からしたら、
うわ!
この花火は
細部までこだわりを感じるぜ!!
そんな細かいことなんてわかるわけない。
コーヒーで言うなれば
えっ!これインドネシアなのに
華やかで明るい酸味だ!!
そんなことわかる人のほうが
きっと、少ない。
※それが伝わるように、日々のコーヒー提供や接客は頑張りたいとは思ってるけどな。
花火もコーヒー屋も一緒なのではないか。
きっと、一般のお客様はお店に来た時点で
" 良いもの "という前提のもと、楽しんでるんじゃないだろうか。
となると、、、
そのお店で体験した事や
一緒に過ごした人。新たに出会った人。
それらの体験を含めて
そのお店のイメージを持つのだろう。
きっと花火大会とコーヒー屋は
どうやら似ているらしい。
花火大会の帰り道
花火綺麗だったね。
なんて、過ごした時間を思い返し
一緒に過ごせたことを喜びながら
笑顔を浮かべる彼らは(誰!?)
花火の技術に目を向けているだろうか。
きっとそうじゃない。
そこで過ごした時間がきっと
大事だと思う。
多くの花火師達は、
どうだ!俺の花火は!すげぇ技術だろ!
そんな気持ちで、花火をやっているのか?
誰かに聞いたわけでもないけど
きっと、花火を見ながら過ごす時間を
素敵な思い出にしてほしい。
そうなるように、少しでも綺麗な花火を
作りたい。
そういった花火師達がきっといる。
僕もそんな心持ちでいる。(勝手に)
このお店また来たい!
ここに来る人たち面白い!
また悩み聞いてほしい!
ここで、彼女と旅行の計画したなぁ。
てか、、、コーヒーも美味しいやん。
ほんとにこのくらいがいい。
美味しかった記憶よりも、
思い出が出てくるような
お店っていいなぁ。
もちろん押しつけるつもりはない。
コーヒー楽しむの自由だし。
ただ、誰かの記憶の一片になるような
素敵な空間の一員となりたい。
あぁ、話がどっかにいって
わけわからない文章だなぁ。
今更、そう思ってる。反省。
結局はさ、
僕の空想の花火師達の思いと
小さなコーヒー屋の僕が持ってる思いは
似てるよね。って話。
申し訳ねぇ。