記憶のワルツ
あいも変わらず、タイトルがやかましいそんな
スタートであるが、まぁ聞いてくれてもいいのではなかろうか。
記憶というのは様々な生き物が生きる、この世界で
人間という生き物は特に特別な能力を持っている。(自論)
他の生き物がどのように記憶しているかなんて
知ったこっちゃないが、自分の知識量の世界では
感情が連動した記憶なんて人間ぐらいしか持たないのではなかろうか。
ダラダラと書き連ねてしまったが
簡単に言えば、失恋ソングを聴いていたら
その曲を聴くだけでその当時を思い出してしまうなんてこと
きっと誰にでもあるのではなかろうか?
かくいう私も、遠い昔
街中で悠々と一人で闊歩していたら
懐かしい香水の香りにつかまれて振り返る。
ここにいるはずのない昔の恋人がいるんじゃないか。
そう思わされたのである。
記憶というのは、厄介なもので
音や香り・景色が引き金となって
勝手に脳内の引き出しから出てきては
心を惑わすように、優雅な舞踏会が始まる。
しかしまぁ、それはきっとネガティブなことばかりではない。
懐かしいなぁと思い返しながら、自分の成長を感じる瞬間なのでは
ないだろうか。
そんな特別な記憶のワルツを楽しんでいる
20代も残りわずか。数ヶ月もすれば私も30歳。
大人というものは、そんな記憶が経験となり
世界が広がっていくのだと信じている。
きっとこれからも、記憶が私をつくり上げる。
いやぁ楽しみだ。
私の周りの諸先輩の方々は、転がる岩のように
どんどんと突き進む姿を常に私に見せてくれる。
そんな環境にいる、今。
自分もそうなれるのであろうか。
そう思いながらも突き進もうと思う。
終わりに、、
全然関係はないのだが
冒頭のあいも変わらずと言っていたがそれが
"愛も変わらず" だとなんかいいよな。
と無表情でタイピングしながら
頭の中で考えていた。
きっとこのくだらないことも
あいも変わらずという言葉を聞いた時に
私の脳内でさながら、ワルツでも踊っているのであろう。