![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109042369/rectangle_large_type_2_18c27a63924d403aa2ab8755ef27c25f.jpeg?width=1200)
愛してやまない、京都『Kew』のドーナツとチーズケーキの魅力を語らせて
初めてKewを訪れて以来、“他のどこにもない、唯一無二のスイーツたち”に魅了されっぱなしだ。
筆者は決して甘いものが好きで好きで溜まらない、という訳ではない。
しかし、Kewには根っからの甘党はもちろん、甘いものはそこまで…という筆者のような者の心をも掴んで離さない魅力が存在する。
市内から離れた場所にありながら、多くの人が通い詰める理由は一度訪れれば誰もが共感してくれるもの。
そんな愛してやまない、京都『Kew』のドーナツとチーズケーキの魅力を今日はとくと語らせてもらおうと思う。
Kewとは
![](https://assets.st-note.com/img/1687561020496-Ga3v6CwmNR.jpg?width=1200)
Kew(キュー)とは、“シンプルだけどじっくりと考えて手間をかけて作るデザート”をテーマに2019年3月、京都・龍安寺にオープンされたお店。
嵐電・龍安寺駅で降りて、Kewまでに向かう徒歩3分の道すがら龍安寺商店街のガーランドが風にゆらゆらと棚びく姿が癒しだ。
オーナーの大木さんは元々は写真家として渡英されて活動されていたようだが、ロンドンのミシュラン1つ星店「St. JOHN(セント・ジョン)」の料理に魅せされ、その後ペイストリー部門で3年間修行を積まれたとのこと。
そんなSt. JOHNの要素をふんだんに取り入れながらも、Kewで食べられるスイーツは帰国して大木さん独自のアレンジに磨き上げられたレシピで作られたものばかりなのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1687561239779-eBEjiNWVPS.jpg?width=1200)
カスタードドーナツ
![](https://assets.st-note.com/img/1687563732181-3LrHnaYmvN.jpg?width=1200)
看板メニューであるカスタードドーナツの中には、バニラビーンズたっぷりの入ったカスタードクリームがこれでもかというくらいぎっしり詰まっている。
が、決して甘すぎず、スッキリとした甘さが魅力のひとつだ。
ふんわりレモンが香る生地の中には、刻んだレモンピールがアクセントに入れられているそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1687571574739-ylgN4nRWK7.jpg?width=1200)
ふんわりとした見た目とは裏腹に、ドーナツの生地はしっかりとコシと弾力があってかなり食べ応えがある。
お口まわりを粉砂糖とクリームでいっぱいにしながら、童心に帰ったように頬張ばり、そして気づけば誰もが満面の笑みをこぼすことだろう。
ベイクドチーズケーキ
![](https://assets.st-note.com/img/1687563822798-d8OeYRZwb6.jpg?width=1200)
こちらも同じ看板メニューのチーズケーキ。
最初に断っておくと、チーズケーキは写真で見るより高さもサイズ感もインパクトがあるということ。
おそらく多くの人がイメージしているサイズの1.5倍はあるんじゃないかと思う。
注文が入ってから切り分けないと自立しないほど柔らかいチーズケーキ。
このチーズケーキの魅力はなんといっても、一度で三度美味しい、だと個人的に思う。
トップがホロホロに崩れるベイクド、中はムースのようなトロトロでなめらかな舌触り、ベースはスポンジのようにふんわりしていて一度で3層の楽しみ方がある。
フォークを指してみるとそのあまりの柔らかさにうまくすくえるのか心配になるほど。
見た目にも分かるとおり、バニラビーンズがふんだんに使われていて食べ進めるごとにバニラの香りの幸せに満たされる。
付け合わせの季節のフルーツ
![](https://assets.st-note.com/img/1687571403531-0VKSAZbh0M.jpg?width=1200)
チーズケーキの付け合わせには、毎回季節のフルーツが自由に選べる。
この日の付け合わせの季節のフルーツは、桃、パインアップル、プルーン。
筆者は、迷わず「桃」をセレクト。
果汁溢れるジューシーな桃とチーズケーキの相性がバツグン。
毎回訪れるたび、このフルーツとの一期一会の出会いがまたいい。
まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1687571457714-9kLgxc5OiQ.jpg?width=1200)
Kewへ行く足取りは軽い。
そして、いつも幸せな気持ちになって帰ってくる。
京都で好きなカフェをひとつだけ挙げてほしい、と言われたら間違いなくKewの名前を挙げる、それくらい好きだ。
ここで残念(?)なお知らせだが、看板メニューのカスタードドーナツもチーズケーキもいずれもテイクアウトは出来ずイートインのみ。
どちらも柔らかすぎて帰宅する頃にはおそらく綺麗な形が保てないのが一番の理由だと思う。
以前は、予約なしでも伺うことが可能だったが、今は毎週月曜日22:00の予約開始すぐにほとんどの席が埋まってしまうのでお早めに(焼き菓子のテイクアウトは、予約なしでいつでもOK)
基本的には、事前予約制だが当日でも空きがあれば通してくれるとのこと。
これから先、京都にどれだけカフェが増えようと、きっと変わらず愛してやまないこの場所へ足繁く通い詰める。
そして、そんな細やかな願い叶う距離に住むことができてこの上なく幸せだ。
Kewの基本情報
![](https://assets.st-note.com/img/1687571513356-DaadvLHzEG.jpg?width=1200)
住所 京都市右京区龍安寺五反田町15
最寄駅 嵐電「龍安寺駅」から徒歩3分
電話番号 0754060763 予約はこちらから🔗
営業日 水・木・土・日(基本的に事前予約制)
定休日 月・火・金
お支払い 現金のみ
公式HPhttp://www.kewkyoto.com/
いいなと思ったら応援しよう!
![かほ|人生を変えるソロ旅プロデューサー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143710050/profile_d123680f297fc2939079e5f7927cc130.png?width=600&crop=1:1,smart)