苦手だったはずのランニングが、今では大事な時間に #わたしのチャレンジ 編集部メンバーリレー 2024年③
こんにちは。ローソングループnote編集部です。
投稿コンテスト「#わたしのチャレンジ」の、ローソングループ スタッフによる「リレー企画」。今回はローソン デリカ・厨房部の吉田 祐子さん。
自分でもまさかの返答から、苦手なランニングにチャレンジすることに。
こんにちは。
デリカ・厨房部の吉田です。
「#わたしのチャレンジ」というテーマで、編集部メンバーのチャレンジをリレー形式でご紹介。ローソンエンタテインメントの上田さんからバトンをいただきました。
普段は「まちかど厨房」等の商品開発を担当しています。過去には、からあげクンやスイーツを担当したことも。
突然ですが、皆さんランニングは得意ですか?私は苦手です。「走るなんてしんどいだけなのに・・・」とか思ったり、学生時代のマラソン大会での辛い記憶が蘇ったり・・・と、走ることには背を向けてきました。 そんな私ですが、実は走っています!これが「#わたしのチャレンジ」です。
■友人の「明日走らない?私もはじめて走るから」がきっかけ
きっかけは、友人から「明日、先輩と一緒に3人で走らない?私もはじめて走るから」と誘われたことです。これまでは「走るなんて・・・!」と思っていたのに、なぜかその日は「遅いけど大丈夫?」と答えていました。(なぜあの時即答したのか、「明日なら走れる」と思ったのか、いまだにわからないです・・・(笑))
早速翌日、まぶしい日差しの中、待ち合わせ場所に。7月だったこともあり、走り始めてみたものの、暑すぎて、身体がついていかない・・・。
しばらく走ってから、友人と一緒に「もうだめだ。今日はこれで帰りましょう・・・」と先輩に伝えると、「まだ少ししか走ってないよ?」と言われてしまいました。あまりにも辛そうな姿を見たからなのか、先輩もあきらめその日はそこで終了。
なんで走る!なんて言ってしまったのだろう・・・と後悔しつつも、先輩から「じゃあまた来週ね。昼間は暑くなるから、今度はもっと早い時間に走ってみよう!」という話になり、とりあえず、形から入る私はランニングウェアから揃えることに。
3人とも住んでいる場所が近所ということもあって、いつのまにか毎週土日の早朝に集合して一緒に走ることが定例となりました。
■「赤ちゃんと並走」事件
同じ時期に走り始めた友人は、すぐに慣れたのか、ほどなくして先輩と同じペースで走るようになったのですが、私は2人のペースについていけず、背中を追う状況が続きました。
あまりに距離が離れてしまい、先に進んでいた2人がスマホでYouTubeを見ながら私を待つなんてことも(汗)。
ある日のこと、早く2人に追いつきたくて、「とにかく立ち止まらないようにしよう!」と走り続け、もう少しで2人に追いつきそう!となった時に、それは起きました。
ちょうど私の目の前で、お母さんがベビーカーから赤ちゃんをおろしていました。
ぶつからないように、よけながらその親子の横を通ろうとしたところ、
その赤ちゃんは頭がおもたいのか、前によろけるような感じでゆっくりと歩きだしました。
そのあと、何とか先に進んでいた2人のもとに追いつきました。
「立ち止まらず走って偉いよ!」とほめてもらえて喜んだのもつかの間・・・
「でも、赤ちゃんと並走してたね・・・!(笑)」と、言われてしまいました。
私自身は至ってまじめに走っていたのですが、赤ちゃんと同じペースで走っていた(歩いていた?)ということが、2人にとって相当面白かったらしいです。
その後も2人とはランニングを続け、初めてのマラソン大会に出場することに。距離は10キロだったのですが、「とにかく足を止めず、歩かずに完走する」を目標にしました。
向かい風が強く、いくら進んでも同じ風景の河原を延々と走るコースでしたが、「とにかく足を動かせば前に進む!なんとしても足を動かすんだ!」と自分を鼓舞して、何とか10キロを走りきることができました。
ゴールまであと1キロくらいが、本当にしんどかったですが、完走できたことがとにかく嬉しかったです。
制限時間も長めに設定されていた大会を選んでくれた友人にも感謝。(とはいえ時間ギリギリ・・・笑)
完走後は完全にエネルギー切れになり、自力で帰ることができなくなってしまったのも今では良い思い出です。
■仕事に関係ないようで、繋がっている
あれからだいぶ経ちましたが、2人には未だに追いつけず・・・
最近はそれぞれの時間が合わず、一緒に走れていないのが残念ですが、休日には一人で近所の河原に走りに行くようになりました!(相変わらず、スピードはすごーく遅いですが)
風が気持ち良く、雲の動きなど同じ道でも、走るたびに景色に変化があったり、音楽聴きながら走っていると、仕事で困っていたことや、悩んでいたことが少し整理されます。
時には、商品開発のアイディアが浮かんでくることもあったり、休日に走る時間は、私にとってとても大事な時間となっていることに気づきました。
走ることが苦手なこと、走るペースが合っていないのも分かっていたのに、毎回誘ってくれて、きっかけを与えてくれた友人に感謝です。
いつか皆と一緒に並走できるようになりたいなぁ。