日台ハーフのパスポート申請1
私は台湾で台湾人(台湾原住民アミ族)の旦那と結婚して今年5月に男の子を台湾にて産みました。
わかってるんです、今はコロナのせいで日台間は前みたいに気軽に行き来なんてできないってこと。
でもどうしても帰国しなくてはいけない理由がある場合。旦那はどうでもいいとして(いやむしろどうでもいい、よりちゃんと台湾にとどまって仕事をしていてほしい)私は生後2か月のフンガフンガしてる子供を置いて一人で帰るわけにはいかない。とりあえず本当の万が一の万が一に備えて子供を連れて出国できる準備を一応しておかねば。ということで調べました。
日台ハーフ(台湾生まれ/しかも交流協会までくっそ遠い田舎生まれ)のパスポートの取り方。
大前提、台湾で旦那の戸口名簿に登記すること。(生まれてすぐ申請する系なので母はまだふせってるケースがほとんどだと思います。無理に調べずに旦那にやってもらいましょう。入院中に産科の看護師さんが指示を出してくれます。)そして日本で母の住む市町村へ届け出をすること。
さてここからです。
日本のパスポート、台湾のパスポートどっちを先に申請するか問題。よくわからないなりに二つあるからにはどっちを先にするかを決めなくてはいけません。私てんびん座、優柔不断女王です。
日台ハーフの友人、日台ハーフを生んだ友人にリサーチしました。
1位、日本のパスポート先派
2位、え、台湾のパスポートだけでやってた。あー、今日本に連れて帰れんね。
3位、忘れた
・・・日本のパスポート先に取った方がよさそうですね。でもどうして?
どうやら日本のパスポートの名前欄は漢字本名「藤樫寛子」とそのローマ字表記「FUJIKASHI HIROKO」欄の二つなのですが
台湾のパスポート欄には漢字本名+そのローマ字表記の他に「外国語名(もしある場合)」を記入する欄があるんです。
例えば子供自体が藤樫寛子という日台ハーフだったとして台湾のパスポートには
漢字本名:藤樫寛子
ローマ字表記:TENGJIAN KUANZI
外国語名:FUJIKASHI HIROKO
と記される欄があるわけです。
つまり、日本語のパスポートを先に作ってあげて、彼の名前の日本語読みがFUJIKASHI HIROKOだってことを証明してから台湾のパスポートを作ってあげる必要があります。
台湾のパスポートを先に作っても、大勢に影響はないようですが結局どっちも作るなら、せっかく外国語名があって、せっかく台湾パスポートにその記入欄があるなら日本のパスポートから作ったろうじゃないか、ということ。
日本のパスポートは台北・高雄の交流協会で作れる様子(申請時は代理可、受け取り時は本人必須)。台湾のパスポートは居住区の戸政事務所、もしくは旅行代理店でも作れる様子。
まずはググれ藤樫。ネットで情報収集。どうやら
1,申請用紙(ダウンロード可)
2,委任同意書(代理申請の場合)
3,台湾の戸口名簿コピー
4,日本の戸籍謄本原本
5,写真
6,両親の身分証コピー
がいります。
ふむふむ。3-6は準備するだけ、簡単。問題は1と2。
そもそも申請する本人は息子(2か月)なので出発時点が私(母)による代理申請。でも申請に1回、受け取りに1回台北へ行くのは大変なので申請を台北在住の友人にお願いすることにしました。
妊娠出産からの引きこもり生活でそうとう頭がバターになっている私には
委任状が「息子視点から始まる」のか「書いている私本人視点から始まる」のかがチョットワカラナイ。息子から見る「母の友人」なのか私から見る「友人」なのか。
ネットだけに頼らず、交流協会に問い合わせることにしてみました。
ここまでは序章、次回に続きます。
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