2020年度 名古屋大学法学部 第3年次編入学試験 英語 Ⅰ 訳例
はじめに
本稿は、2020年度名古屋大学法学部第3年次編入試験問題、英語の英語Ⅰ(第一問)の訳例(解答例)です。出典は、John Henry Merryman, The Civil Law Tradition: An Introduction to the Legal Systems of Europe and Latin America, Third Edition, p. 1.(https://www.sup.org/books/title/?id=29439)です。
筆者は英語学が専門ではありませんが、京都大学の大学院で英米圏の政治学を研究しており、大学院入試を受験する過程で英文和訳にも取り組んできました。
英語学を専門にしている方からは色々指摘されることもあるかもしれませんが、少なくとも名大法学部の合格ラインを突破する答案であることは間違いないと思います。
訳例
現代世界において、大きな影響力を有する2つの法的慣習(伝統)がある。大陸法とコモン・ローである。本書は、それらのうち、より古く、より広く流通しており、より影響力のある、大陸法の伝統に関するものである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?