思春期ニキビに悩む~高校生バージョン~
中学1年生のクラブ活動とともに、ニキビの活動も一気に増して早3年が過ぎました。
今でも皮膚科に通いながらニキビとお付き合いしている息子です。
高校生になって急に美意識が高くなり、ニキビと向き合う姿勢が中学の頃とは違ってきました。
そんな環境の変化もあり、最近になって気をつけていることをまとめてみました。
ニキビの色から原因を探る
ブログでのニキビシリーズは第2弾になりますが、今更ながらニキビの種類をご紹介したいと思います。
ニキビにも見た目と色に違いがあるのはご存知のとおりです。
大きく分けて「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」がよく見られる症状で
「白ニキビ」は毛穴が角栓でつまって塞がれた状態になり、その毛穴の中で皮脂がたまり白ニキビができやすくなります。
一方「黒ニキビ」は毛穴が開いて毛穴の中の皮脂が酸化してニキビが黒くなることがあります。
そして「赤ニキビ」は皮脂などで毛穴がつまった状態になり、毛穴にいるアクネ菌が増えることによってニキビが赤く炎症を起こします。
いずれにせよ皮膚科ではニキビの状態を診て、症状に合った薬を出してもらえるのでお医者さんにお任せする部分になります。
ホームケアが自己流になりがち
ニキビとの付き合いも3年目となってくると、ホームケアをあれこれと試してみたくなるようです。
最初は
1.泡でやさしく洗顔する。
2.皮脂が多くても適度な保湿を忘れない。
3.そして何より、気になっても触らない。
を徹底していたのですが、今となっては
皮膚科の薬を使いつつ、効かなくなると市販薬を使う
ニキビは1回つぶしてから薬を塗った方が効いた
など、お医者さんが耳にしたらビックリ行為をしているわけです。
親のアドバイスより一次情報を提示する
親が「ニキビはつぶしたら跡が残る」と言っても聞く耳をもたないので、ニキビに関する本を見せて納得させるようにしています。
「ニキビは毛穴が塞がれることで発生する」と分かると、「ホットスチーマーで毛穴を開き洗顔するとよさそう」という答えにたどり着いたようです。
さっそく朝のヘアスタイリングの合間にホットスチーマーを使ってから洗顔しているのでした。
自らブルーベリーを食べ始める
小腹がすくと週に2,3回はポテチやチョコレートを食べていましたが、これを我慢して最近はブルーベリーを食べているのです。
ブルーベリーには「アントシアニン」というポリフェノールやビタミンCも豊富です。美容には欠かせない栄養素なので私が食べたいくらいです。
ブルーベリーは自分でネットで調べて食べ始めたと思われます。
食べ物でニキビが治るということはありませんが、悪化させないようにするために肌によいものを食べることは、取り入れたいポイントです。
鉄不足がニキビを作りやすくする
鉄不足でニキビが治りにくい場合があります。鉄分が多い食材を摂っていているつもりでも、植物性食品は動物性食品より鉄分が少ないのです。
そんなときはたんぱく質やビタミンCを含む食材と一緒に食べると鉄の吸収率がアップします。
他にも胃酸が多い方が鉄の吸収がよいとされるので、酢の物を取り入れるのもよいですね。
さらに食後のコーヒーや緑茶、紅茶は鉄吸収の妨げになるので、飲み過ぎには注意が必要です。
高校生で気をつけたいニキビ対策
中学校のときと比べて忙しくなり、皮膚科へ行きにくくなったのが1番のネックです。
薬がなくなる前に、皮膚科に行けるタイミングを見計らっておく。地元の皮膚科の診療時間に間に合わなければ、高校の最寄り駅で皮膚科を見つけておく。など柔軟に動けるようにしておきたいところです。
皮膚科に行けないことがストレスになり、ニキビを悪化させていたら元も子もないと感じています。
そして、声を大にして言いたいのが「自己流のホームケアをしない」「マシになったからといって治療を途中でやめない」
スマホでなんでも調べて試してみたくなる気持ちはよく分かるのですが、間違った方法でニキビの跡を残したくありません。
ニキビで悩む高校生はたくさんいると思います。上手に乗り越えられることを祈っています。
参考文献:ニキビは皮膚科で治す