髙山家の家族会議
こんにちは!相続コンサルタントの髙山です。
お盆が過ぎ、みなさんは普段の生活を送っていることと思います。
みなさんはお盆をどのように過ごしていましたか?
私は帰省して髙山家の家族会議をしてきました。
70代後半の両親にいつ何があってもおかしくありません。
今行わないと「あの時に」と後悔してしまうと思い、私が音頭を取って行いました。
参加メンバーは両親と兄と私の4人です。
兄と私の家族はいません、つまり相続人だけになります。
私が相続コンサルタントとして司会をして家族会議を進めていきます。
では、どのような家族会議だったかというと……。
家族会議は目的ではなく手段
全員が「相続で円満に揉めることなく幸せを繋ぐため」の家族会議であることに合意しました。
そして、それぞれの思いや情報を共有する場であることも確認しました。
それぞれの思いや考え
最初にお互いの思いを共有しておきたいこととして、実家の土地建物やお墓を誰が相続するかということがありました。
家族会議を行う前は
・両親「やはり長男に相続してほしい」
・兄「べつに自分でなくても」
・私「田舎にもどるつもりもないし、やはり兄が」
と思っていました。
実際話してみると、兄が「やはり地元にいる自分が相続するのが現実的」と言うので、そんなこと一度も言っていなかったのにと少し驚きました。
ということで、これで全員の思いが一致し今後はその方向で進めていくことになりました。
そのほか、生前の整理や手続きのことを私の方から説明し、それぞれの思いや考えを聞きました。
今後は
これから具体的な対策をするために何度か家族会議を行う予定です。
状況が変わればお互いの思いや考えが変わるのが相続問題です。
「相続で円満に揉めることなく幸せを繋ぐため」に家族会議はとても有効な手段になります。
今回の家族会議が終わった後、母が「このような話しが出来て本当に良かった」と喜んでいた顔がすごく印象深いです。
まだまだ大丈夫と思っている皆さんへ
うちはまだまだ大丈夫と思っているみなさんは、そんなご家庭こそ「その時」が突然訪れるかもしれません。
その結果、揉めごとに発展する可能性が考えられます。
もしそれが嫌だというのであれば、全員が元気な時に少しでも早く家族会議を行うことを強くお薦めします。
また、家族会議には相続コンサルタントに司会進行をお願いすることも強くお薦めします。
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