相続対策の緊急度は?
こんにちは!相続コンサルタントの髙山です。
現在49歳、親は70代後半ですが田舎で元気に過ごしています。
私は週一回ほぼ決まった時間に「安否確認」と称して実家に電話をすることにしています。
話す内容は近況報告が多く、何事もないことが確認できると「ほっと」して安堵感を覚えるんですよね。
このまま、お互い健康で過ごしていければと思ってはいるのですが…。
相談に来たAさんのケース
「自分が死んだあと、子供たちが相続で揉めないように」と相談に来た70代のAさん、奥さんは先に亡くなられていて子供は3人います。
しかし、相続対策に入る前にAさんは自転車の転倒事故がきっかけで寝たきりになり、認知症を発症し3年ほど介護を受けた後亡くなってしまいました。
その後、何の対策も取れていない状態ということもあり、遺産分割で子供たちは揉めてしまいました。
どうすれば良かったか
正解はわかりませんが、とにかく元気なうちに少しでも早く対策を始めることだと思います。
・介護が必要になったら
・財産はどうする
・家やお墓の管理は
など元気なうちに家族全員で話しをすることが大切です。
家族全員で話し合いの場を設けて、合意の形成が取れそれをエンディングノートや遺言書に書いておくことができれば、それがベストの状態だといえるでしょう。
そういえば
そういえば最近父が
・興味のある話題しか話さない
・長い話を面倒くさがる
・少し反応が遅くなった
ように思います。
そろそろ本気で相続対策のために家族会議をしなくてはと考えています。
緊急度は低いかもしれませんが、いつイエローになりそしてレッドになっても不思議ではありません。
少しでも早く対策に取り組むことが円満に幸せを繋ぐために必要なことになります。
ということで、さっそくお盆にでも帰省して対策に取り組みますかね。